こんにちは、Dancing Shigekoです!
Jリーグではガンバ大阪がなかなか勝利にたどり着けません。盛り返しに期待したです。
今回は映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を紹介します!
[基本情報]
企画・製作: サンライズ
原作・脚本・監督: 富野由悠季
音楽: 三枝成章
テーマ曲:TM NETWORK 『BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~』
製作年: 1988年
上映時間: 120分
[登場人物]
アムロ・レイ:古谷徹
ロンドベルで、ニュー・ガンダムに乗るパイロット。ニュータイプで、シャアとは一年戦争以来のライバル。
すっかり大人になった。そしてパイロットとしてのスキルは群を抜いている印象が強かった。
シャア・アズナブル:池田秀一
ネオ・ジオン軍の総帥。地球をダメにしている人類を、地球から排除するためにアクシズを落として地球を汚染させることを考える。
総帥として政治家の表情を見せつつも、最後はモビルスーツのパイロットがよく似合う。ゼータの時にはララァのことはあまり出てこなかったけれど、本作品では結構、おをひいているかんじが出ていたのが印象的。
ブライト・ノア:鈴置洋孝
地球連邦軍所属でロンド・ベルの戦艦ラーカイラムの艦長。
シャアを唸らせる戦術がカッコいい。勝手な事をしたハサウェイに厳しくするが、アクシズを阻止する作戦の時には優しい視線を向けるあたりに父親としてのブライトを見た。
[内容]
シャアはネオ・ジオン軍を率いて、地球から人類を排除することを考えていた。地球への小惑星5thルナ落としを成功させ、次なる作戦としてアクシズ落としを計画。そのために地球連邦軍の高官と会い、アクシズを買収する。
ロンド・ベルに所属するアムロはシャアの動きを察知して、ブライトと共に阻止に出る。アクシズが地球に落下するのを阻止するために、猛撃をかけるのだった。
[感想]
シャアとアムロの決戦を描いた作品。
・アムロの捌きが神がかり
なんと言っても注目はアムロの完成されたモビルスーツテク。ニューガンダムに乗ってからは、ギラ・ドーガは足止めにもならない。ギュネイのヤクト・ドーガのファンネルもいともあっさり破壊していき、α・アジールは相手にもしない。
シャアのサザビー相手でも実力の差を見せつけている感じで、いつもの間にかアムロは、パイロットとして他を寄せ付けない高みに到達していたように感じた。
そしてニューガンダムがカッコいい。羽のようなファンネルが狙いをつけるときに折れ曲がって相手に向かって砲撃する動きは、他のモビルスーツのファンネルとは次元が違う。背中に積んでいる時の姿も実にバランスが良く、アムロ+ニューガンダム=ガンダムの完成系。
ニューガンダムに限らず、サザビー、ヤクト・ドーガとモビルスーツもカッコよかった。
・大人の世界に入ろうとしたクエスとハサウェイ
父親に反発するクエス。アムロと偶然出会い、惹かれる。一方的に好意を持ち、チェーンの存在に妬く。そこにシャアとの出会い。シャアの言葉に魅せられ、シャアの元へ。ところがナナイの存在やララァのことを聞かされ、また妬く。アムロの言う無邪気すぎる気配に表されるように、落ち着きのない子って印象。まだ考え方は幼いのに、大人の戦いに駆り出されてしまうのだから、結果は見えていたのだと思う。
一方、ハサウェイ。初の宇宙でクエスと出会い、惹かれる。完全に惚れてしまってクエス中心に物事を考える。それで戦場に出ていってクエスの乗るα・アジールを止めようとする。そこにどれだけの説得力があるのか?勢いで動くあたりが若さ。そんなハサウェイの無茶が祟って、彼を庇う形でクエスがやられて、チェーンを逆恨みして撃ち落としてしまう。この行動はやりすぎって感じた。カツに近い空気を感じてしまった。その後、自滅しなかったのはよかったものの、この後の展開が気になる。閃光のハサウェイでは、アムロのような落ち着きを手に入れているのだろうか?
・ファンネルがモビルスーツの戦いを変えた
ニューガンダム、サザビー、ヤクト・ドーガ、α・アジールとファンネルが標準武装のモビルスーツ。ファンネルを相手にジェガンもギラ・ドーガも量産タイプの消耗品って感じになっているのが、ちょっと悲惨。
ファンネルの威力に注目しがちだったけれど、結構、艦隊もこの作品では活躍していたように思う。それはやはりブライトが艦長だったからだと思う部分が強い。初代ガンダムから登場しているアムロ、シャア、ブライトがこの作品を引っ張っていたとさいごまで感じる展開でした。
ガンダムシリーズ納得の二時間。
鑑賞日:2021年5月21日
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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