こんにちは、Dancing Shigekoです!
ワクチン接種希望者の接種完了を11月と首相が目標を発表している。せめて今年の年末はいつもどおりに過ごしたいものですね。
今回は映画『劇場版 名探偵コナン 紺青の拳』を紹介します!
[基本情報]
監督: 永岡智佳
音楽: 大野克夫
主題歌: HIROOMI TOSAKA「BLUE SAPPHIRE」
制作会社: トムス・エンタテイメント
製作会社: 小学館/ytv/日本テレビ/ShoPro/東宝/トムス・エンタテイメント
配給: 東宝
制作年: 2019年
上映時間: 109分
[登場人物]
江戸川コナン: 高山みなみ
見た目は子供、中身は高校生の探偵。キッドに連れられ、シンガポールに密入国する。そして、アーサー・平井と名乗ってキッドと協力してシェリリン・タン殺害容疑に挙がった理由の捜査にあたる。
ちょっと色黒にしてメガネを外しただけで正体誤魔化せるとは、恐るべし、変装力。
怪盗キッド: 山口勝平
お宝を次々と奪い取っていく怪盗。紺青の拳と呼ばれるサファイアを盗むためにシンガポールに来る。工藤新一に扮して毛利蘭、鈴木園子と行動を共にする。真の目的は…
京極真: 檜山修之
柔道選手。園子の恋人。
[内容]
シンガポール マリーナベイ・サンズに併設されたショッピングモールで一人の女性が倒れる。さらに爆発が起きる。事件の第一発見者はシンガポールの名探偵とされるレオン・ロー。殺された女性が乗っていたエレベーターには怪盗キッドのカードが残されていた。
怪盗キッドは工藤新一に扮して毛利蘭や鈴木園子と京極真が出場する空手大会を見るためにシンガポールに来ていた。怪盗キッドは紺青の拳と呼ばれるサファイアを盗むために来ていた。しさらにコナンをスーツケースに入れて連れてきていた。真の目的は自分が犯人とされる殺人事件の真犯人を突き止めることだった。
サファイアを狙いながらも事件の真相、新たに迫る危機に怪盗キッドとコナンがシンガポールを駆け巡る。
[感想]
劇場版初の海外 シンガポールを舞台にした作品。
・劇場版コナンといえばツッコミどころ探し
今回の一番のツッコミどころは何と言っても、シンガポールで蘭に見つかって名前を聞かれたコナンが、アーサー・平井と名乗って現地民のふりをする場面。いくらメガネを外していて、日焼けした感じにしているからって、気づくのではないか、と言わずにはいられない。どういう風に見ると現地民に見えるのか。蘭の感覚は恐ろしい。それとも、分かっていて惚けているだけなのか。そのことをエンドクレジット後に暗示していたのだろうか。ちょっとした発言の違いでキッドの正体に気付いていたように、惚けることが最良の道と判断してのことなのか、と深読みしたくなる。真相はいかに?決して明らかにされることはないのだろうこの謎。皆様はどう解釈しますか?
・シンガポールに行ってみたくなる風景
マリーナベイ・サンズホテルが実在するとは知らず、エンディングでその建物の映像が出たときには、実際に行ってみたいと思う発見。この実在する建物を上手に盛り込んでくるあたりはコナンの魅力と思う。
しかし、それだけにこの建物が爆破対象になって、屋上の空中庭園が崩落して、海に突っ込んで行った時には、いくらなんでもやり過ぎなのでは?って感じてしまった。この辺りの見せ方も劇場版ならではだろうか。
・京極またはキッド、どっちが中心人物?
今回はコナン、キッドペアと園子、京極ペアが中心。蘭や小五郎のおっちゃんはオマケな感じ。地味に活躍しているのは灰原。コナンから依頼された情報を次々と提供していく。シンガポールのことばかり聞かれているのにコナンが北海道にいると思っているあたり、こちらもたぬきか?って感じてしまう。
そんなサイドメンバーもそれなりに見せ場を作りつつ、京極と園子。結局、園子を襲ったパトカーはレオンに雇われたものだったという事なのだろう。その人たちはレオンが逮捕された後には捕まったのだろうか。
一方、コナンとキッド。真犯人が誰かを謎解きした場面は、久々に納得性が高かったように思う。最初に全て情報を出していて、後から繋げていくタイプの謎解きだったので、純粋に楽しめたのではないかと感じる。
やはり中心人物度合いではコナン、キッドの二人になるのだけれど、その中でもキッドの活躍が印象に残る作品だった。
コナンと怪盗キッドが協力して合い、真相を明らかにしていく二時間。
鑑賞日:2021年6月13日
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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