こんにちは、 Dancing Shigekoです!
冬将軍が近畿地方を襲って、北の方では雪が降り積もっているようです。寒さはあるものの雪までは降らない地域にいると、わずか1時間ちょっとのところでも随分と気候が変わるものだと感じます。
さて、今日は映画『ホワイトハウス・ダウン』を紹介します!
[内容]
娘にいいところを見せたいと考えていた議会警察官のジョン・ケイルは娘のエミリーを連れてホワイトハウスの見学ツアーに参加していた。そのツアーの最中にホワイトハウスで爆発が起きる。酢イヤー大統領に対するテロ行動を起こす一味と、ジョンが脱出と大統領救出、娘の安全確保のために立ち向かう。
[感想]
典型的などたばた映画。そういうのがダメかと言ったらそうではない。僕は個人的にこういう古風な親子愛を表現する作品は好きである。娘に父親としていいところを見せたいとするその姿勢。 子供の学校行事の参観予定日を間違えて逃してしまうとか、仕事のために家族を犠牲にしているその様子は如何にも社会の縮図を表しているようで、他人ごとではない。仕事と家庭との両立を考えさせられる部分があった。
さて、そういった典型的な構図に、典型的なパターン。子供がはぐれたタイミングで、事件が発生する。そこに立ち向かう父親。単調にさせないために、次々とわなを張り巡らせていく展開。エミリーがつかまった時にはすぐにジョンの娘だとばれるのかと思いきやそんなこともなく。YouTubeのアクセス数が7億を超えて喜ぶエミリーはいまどきっこって感じでもあり、なかなか興味深い。
そして大統領役を務めるジェイミー・フォックス。その政策ときたら、中東から全兵を撤退させるという大胆なもの。こういう設定は世の中の動向を表しているようで興味ぶかい。どうやって中東との和平を築き上げるか。それは誰もが注目している事。そのために行った作戦のために、自らの利益、武器屋の利益が無くなるために戦争をやめさせないという、あまり現実ではあってほしくないけれど、そういうくらい世界が実際にはあるのだろうと思うと、地味に深い問題に注目しているように思うよね。
最終的に無事逃げ切るのだけれど、大統領命令に背いて爆撃を中止した空軍の判断とか、エアフォースワンを撃ち落すという、いまだかつてない大胆な行動とか。随所にこの作品らしさを出していたように思う。何よりもホワイトハウスの複雑さを実によく表現していて新たな発見。その中に入れることの光栄さを出していたエミリーの表情は、そのありがたさがよく伝わってきた。
キャロル特別捜査官は、レイア姫に似ているなんて思いながら見ていたりね。ロボコップや何か他の作品で非常によく見かけたように感じる。
エア・ジョーダンを履くあたりとかは、まだまだマイケル・ジョーダンの偉大さも感じられたり、面白い部分はたくさん。インディペンデンス・デイで壊された部分はこことツアーの説明があったりなど、いろんな発見のある作品でした。
鑑賞日:17年2月25日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
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