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映画『ターザン:REBORN』人間と動物の絆を感じる

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

更新日:2月24日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 年末、年賀状の季節。皆様はもう出されましたか。それともメールなどで送付される形ですか。


 さて、今日は映画"ターザン:REBORN"を紹介します!


[内容]

 ベルギー国王が密かにコンゴで奴隷を使って軍を整備していた。その指揮を執っていたロムはコンゴ奥地の部族の族長ムボンガとダイヤの交換条件を提示される。それはターザンをよこすというもの。イギリスで生活をしていたターザンこと、ジョンはコンゴの視察の招待を受けて向かう事に。そこにはアメリカからウィリアムズも特使として同伴した。

 向かったコンゴでロムの手下に妻をさらわれたジョンは、動物たちの助けも借りて妻を救出するのだった。

[感想]

 ジョンがジャングルの中を駆け抜けていく姿やターザンと言えばロープにぶら下がって飛んでいく姿が実に素早い動きの中で描かれていて、これが見ていて爽快というか、スピード感が実に伝わってきた。その力をつけるきっかけとなったのは幼い頃のゴリラの母の愛情か。野生で育ち、ゴリラたちに囲まれて森の中を駆け回って、身につけてきたのが分かる。

族長のムボンガとの戦いで最後はお互い言葉で理解し合い、過去を許した辺りは嬉しい展開。こうして対話で何事も解決ができてくれたらどんなにか嬉しいことか。終盤の水牛を中心に攻め込んでいく姿。一気に野営が崩されていくのがすごい。動物の力というのは圧巻。水牛が迫ってきて、攻撃することなく、退却とすぐに指示をした辺りはいかに自然の脅威がすごいかと言うのを知っている動きだなぁって感じた。

 ターザンとゴリラの長との戦いも見もの。勝つのかと思いきや、叩きのめされてしまうのだからこれは意外。それでも殺すところまでしないのは自然界の掟なのだろうか。力を見せる事さえできればそれで良しという事か。それが自然の中でのルールなのだろうか。その後のゴリラを守って助けにまわってくれるあたりが動物との友情と言うか。分かち合えるというのは見ていていいものだった。

 ターザンのスピードに必死に付いていくウィリアムズがまた微笑ましいというか。サミュエル・L・ジャクソンの役回りが面白い。

 ターザンと同時期にジャングル・ブックが上映されていたのだけれど、同じ動物を主題にした作品としては対照的と言うか。子供が主人公と、ターザンは大人が主人公。ジャングルで育っても、その俊敏さはターザンの方が圧倒的に上だし、動物たちに守られているというジャングル・ブックと、動物たちと協調しているというターザン。最後は助けを借りるあたりなどいい作品だと思った。とは言え、いつも争いが起きるというのが寂しい。


 鑑賞日:17年1月15日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


 
 
 

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