こんにちは、Dancing Shigekoです!
緊急事態宣言は愛知、福岡を加えて5月31日まで延長される方向となりました。会社でも緊急事態宣言を受けての貼り紙もあり、少しずつ影響が広がっているように思います。これでなんとか収束に向かって欲しいです。
今回は映画『キングコング:髑髏島の巨神』を紹介します!
[基本情報]
監督: ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
脚本: ダン・ギルロイ / マックス・ボレンスタイン / デレク・コノリー
制作総指揮: エレク・マクレオド / エドワード・チェン
制作会社: ワーナー・ブラザース / レジェンダリー・ピクチャーズ / テンセント・ピクチャーズ
配給: ワーナー・ブラザース
制作年: 2017年
上映時間: 118分
[登場人物]
ジェームズ・コンラッド:トム・ヒドルストン
元軍人で現在はお金で仕事をする傭兵。ランダに雇われて、島に派遣される。
チャップマンを救出に向かうと言うパッカード大佐の発言に冷静に民間人は置いていき、自分は救出に向かうと言う解決策を提案した場面が印象的な人物。対立する意見が出た時の考え方として、参考になる存在でした。
メイソン・ウィーバー:ブリー・ラーソン
反戦を掲げるカメラマン。
髑髏島の原住民たちと写真を撮り合っている姿が印象的。原住民と言葉は通じなくても、ボディランゲージでも意思疎通が図れるといういい見本でした。
プレストン・パッカード大佐:サミュエル・L・ジャクソン
米国軍ヘリコプター部隊の隊長。
戦いを欲している感じで、米国への帰還の前に、もう一つ任務をこなして欲しいと頼まれ、喜んでいる姿が印象的。根っからの軍人というのはこういう人なのだろうと感じた。
[内容]
未知の島・髑髏島が見つかった。特別研究機関モナークのランダ博士は地質調査と言って軍に調査要請をかける。ソ連に先に見つけられるのは受け入れられないと判断した軍の上層部は、ベトナム戦争からアメリカに帰国する予定だったパッカード大佐のヘリ部隊をそのまま調査に回す。
出発の準備が整い、カメラマンのウィーバーや元軍人のコンラッドらを含めた調査団は島の近くまで戦艦で移動する。髑髏島の周りには雷雲が立ち込めていたが、パッカード大佐は戦艦からヘリコプターでの移動を指示。雷鳴轟く中をヘリ部隊が通り抜けていくと森林が広がる島上空に出た。
しかし、ヘリ部隊の一機が飛来物の衝突で墜落。その飛来物をたげてきていたのは巨大ゴリラ コングだった。コングは次々とヘリを撃墜していき、とうとう全機撃墜してしまう。
墜落の被害は甚大だった。軽傷でで済んだパッカード大佐は生存者の確認を急ぐ。連絡の取れたチャップマンの救出に向かう。
コンラッドらは別地点に落下していた。3日後に島の北部に来る補給部隊と合流するために北部を目指す。途中で島の原住民に囲まれるが、第二次世界大戦の時に、島に漂着していたマーロウ中尉が制止。コングは島の守護神であり、スカル・クローラーから島を守っているのだと。それを証明するが如く、コングはウィーバーとコンラッドを前にしても襲って来なかった。
コンラッドらは一夜を島民の村で過ごし、翌日、マーロウが用意していた船を整備して川を北上し始める。その時、別行動していたパッカード大佐の部隊と合流することに成功する。コンラッドは北上して補給部隊と合流を目指していることを伝えるが、パッカードはチャップマン救出のために西に向かうと主張。危険を覚悟の上で西に向かい始めるが、スカル・クローラーの攻撃に遭い、多数の被害を出す。さらにスカル・クローラーが吐き出したものの中にチャップマンのドッグタグが見つかる。チャップマンの死亡が確認されたがパッカードは西に向かってヘリの武器を回収するという。コンラッドは民間人は北に向かわせると提案。
再び別行動になり、パッカード部隊はヘリに到着。そして武器を仕掛けてコングを誘き出す。コングはその誘いに乗って姿を見せる。パッカードの攻撃は成功したように見えたが、コングの力は上を行き、パッカードを始め、被害が出る。さらに大型のスカル・クローラーが現れ、別行動していたウィーバーらに迫っていたがコングが守るのだった。そしてコンラッドら生き残りは無事島を脱出するのだった。
[感想]
キングコングが未開の島を守るために戦う作品。
・全機撃墜の破壊力
こういうモンスターが登場する映画は、どのタイミングでそのモンスターが現れるのかに注目してしまう。キングコングがどのタイミングでどんな感じで登場するのか。不気味な感じで最初は姿が見えずに、途中で正体が分かる。そんな展開を想像していただけに、島に到着するなり、キングコングの姿が見えて、ヘリを待ち構えて、攻撃してくる。しかも、その攻撃力が半端ない。次々とヘリを叩き落としていく。中心人物と思われるパッカードや、コンラッドの乗るヘリまでもが撃墜されてしまう。かなり予想外の展開が待ち構えていた。
・チャップマン救出目指して
一人別地点で生き残ったチャップマン。パッカードが到着するまで待つようにと指示され、身を潜めている。大きな湖の近くで潜んでいると、負傷したキングコングが現れる。右腕の怪我を気にするコング。その様子を息を潜めてみているチャップマン。そこに大ダコが現れて、コングに巻きつく。その大ダコを持ち前の破壊力で千切って、そのまま食べ始める。生ダコを食べていく様子は、コングが自然の生命体だったと感じさせる。
そんな危機的な状況をチャップマンは生き延びたから、そのまま最後まで生き延びるタイプなのかと思ったら、スカル・クローラーの襲撃。食べられるところまでは描写されず、まだ生き残っているのかもしれないと言う含みを持たせる。しかし、パッカードらがスカル・クローラーに遭った時に吐き出されたものの中から溶解した頭蓋骨という姿でチャップマンがやられた事が描写される。生き残りそうに見えていただけに、無惨な結末だったと感じる。
・誰が生き残るのか
モンスターものは、たくさんいる登場人物の中で誰が生き残るのか、に注目してしまう。
チャップマンは生き残る方だと思っていただけに予想が外れる。パッカードはきっとダメだろうと思っていたから、予想通り。
他は大体、予想通りの人物が生き残った印象。
コングや大ダコ、巨大グモ、凶暴な鳥の大群、そしてトカゲのような姿のスカル・クローラーといろんな生物に攻撃されて、それでも必要以上にパニックを起こさないあたりは、淡白な感じ。見やすいと言うのが適切なのか、過度なストレスを感じさせない展開だった印象。
コングに始まり、コングに終わったと言う印象の作品。最初は敵に見えたのが、最後には味方に見える展開の作品だった。
鑑賞日:21年5月4日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
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