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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画感想6『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』祝200万人観客動員!

更新日:8月7日



 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 東京では大雪の予報。あまりにも天気が異なる。日本は広いのだと感じる。


 さて、今回は三回目の鑑賞となった映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の感想を紹介します!



[感想]

 200万人動員記念のノベルティが配布されていたので鑑賞してきた。真ん中に近いシートに座れたので、少しばかり見え方も違った。

 これまでに残してきた感想と異なる部分をピックアップ。

・アベンジャーズ・ピーターの手付き着地ポーズはナターシャ譲り

 自由の女神で三人のスパイダーマンが力を合わせて戦う体制に入った時、三人が一緒にだいぶしていき着地する場面がある。

 アベンジャーズ・ピーターが最後に着地する。場所も一番手前。その時の姿勢が実にナターシャっぽい。髪の毛をバサッとしないだけで、ポーズはそっくりと感じた。これは狙っていると感じずにはいられなかった。

 もうナターシャとピーターの共演を見ることはできないけれど、もし二人が隣同士に着地したら、そのポーズのそっくりさに気づけるのではないか、と感じながら見ていた。


・マルチバースがもたらした可能性

 ドクター・ストレンジが作り出してしまったマルチバースの世界。この世界観は今後の作品にいろんな可能性をもたらしたと感じる。独立で存在していたマーベル作品を統合しやすくなったのではないかと思う。

 またアベンジャーズとは異なる世界観を作り出してしまったとしても、それは別のユニバースなのだと説明することも可能になったように思う。ここからますます、他のマーベル作品との繋がりを作りやすくした世界観だと感じる。

 ある意味、これまでの全映画に対する世界観の説明のように感じる。バットマンをいろんな役者が演じても、それはマルチバースだとしてしまえるのではないか、と言った感じで世界を広げたと思った。

・ハッピーの悲しそうな視線

 ハッピーの部屋にたくさんのヴィランを連れて行って治療を目指すピーター。その様子を見に来たハッピー。その時には既に戦いは終わり、メイが倒れた後だった。

 到着したハッピーがピーターを見つけ、彼の視線を見た時に全てを悟る。メイが死んだこともわかったハッピーが見せた悲しい視線。そのあまりにも深い悲しみが出ていた視線がとても印象的だった。


・驚異的なパワーのグリーン・ゴブリンの謎

 治療に協力するはずがないと本性を見せたオズボーン。ピーターに凄い勢いで殴りかかる。ピーターに殴られても、喜びを表情に浮かべる狂気っぷり。

 その強さと来たら、ピーターを地面に叩きつけたと思ったら、そのまま床を突き破って階下へと叩きつけていく。この時の戦い方を見ていたら、ピーターとオズボーンではオズボーンの方が圧倒的に強いと感じさせた。

 ところが自由の女神で戦いの時は、なぜかピーターの方が圧倒的に優勢に戦いを進める。この違いは何か?ピーターが憎しみからパワーを解放したからと言うことなのか。本気でかかってくるピーターに対してatta boyと喜びを口にするグリーン・ゴブリン。やっぱり狂気と思ってしまう。

 ヴィランの中ではグリーン・ゴブリンが最凶と感じる場面だった。


・いくつか残る疑問

1. ドクター・ストレンジがピーターの魂を肉体から離脱させた時のこと。ストレンジがピーターの体から箱を奪い返そうとすると、腕が勝手に動く。なぜ、動けたのか?

2. ハリーが登場しなかったのはなぜか。ピーターを知る者が集結するのならばハリーも登場して良さそうなところ。さらにはヴェノムも登場しても良かっただろうに。なぜ出なかったのかな。

3. ピーターがいたビルはどこ?

 オリジナル・ピーターはクライスラービル、アメイジング・ピーターはエンパイヤーステートビル。ではアベンジャーズ・ピーターが打ちひしがれていたビルはどこか。気になる。

4. 結局誰がピーター1、ピーター2だったのか

 あまりにも点呼が早すぎて、誰が1で誰が2だったのか。なんとなく3はアメイジングだったような気がしている。


・兄弟を欲しがっていたアメイジング・ピーター

 オリジナル・ピーターとアメイジング・ピーターがヴィランを待ち受けている時、オリジナルが腰を伸ばす仕草を見せる。それで、腰を伸ばそうかと提案して、アメイジングがオリジナルを後ろから持ち上げる。その腰の伸ばし方も印象的だったけど、その後だったか前だったかに兄弟が欲しかったんだと言って喜びを見せていたのが印象的。

 そして、最後。アベンジャーズ・ピーターが感謝を表しきれなくてハグしにいく時の様子、本当、兄弟というか見えない強い絆を感じる締めくくりだった。


 見ればいろんなところに、思い入れを持つことができる作品だった。


 鑑賞日:2022年2月5日


[関連ブログ]


 皆様の感想も是非お聞かせください!

 それでは、また次回!





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