こんにちは、Dancing Shigekoです!
アクションか?
今回は映画『7セカンズ』を紹介します!
[基本情報]
原題:7 seconds
監督:サイモン・フェローズ
脚本:マーティン・ウィーラー
製作:ドナルド・クシュナー
ブラッド・パウネシュー
ピエリ・スペングラ
アンドリュー・スティーブンス
配給:ソニー・ピクチャーズ・ホーム・エンターテイメント
上映時間:101分
[登場人物]
ジャック・タリバー:ウェズリー・スナイプス
元軍人。今は泥棒業に手を染めている。
ケリー・アンダース軍曹:タムジン・アウスウェイト
NATOの憲兵。
[内容]
ジャックはスーザから相談を受けた強盗の手伝いをしていた。総額二千万ドルのお金を盗むことに成功したように見えたが、お金を持って移動中に、賊に狙われお金を仲間は全滅。ジャックはお金を盗んだ際に一緒に手に入れていたジュラルミンケースを持ってギリギリのところで逃げ切る。
ジャックは逃亡時に警察を殺した容疑で警察に追われていたが、ケリーは彼が警察殺しをしていないことを知っていたため、擁護。個別に接触をして事情を聞き出そうとするのだった。
[感想]
泥棒が横取りされて、仲間を助けるために動き回る作品。
・舞台はルーマニア
ルーマニアの首都ブカレストが舞台のこの作品。ヨーロッパはどこも街並みが石造りの印象。昔ながらの様子がとても印象的。綺麗な場所なのだろうなと言った感じ。ヨーロッパではチェコのプラハなどの方が多く出てくるイメージで、ブカレストが舞台というのは珍しい。
警察車両が頻繁に出てきていて、ルーマニアの国旗っぽいと思ったのが記憶に残る。
・泥棒が泥棒される
ジャックたちが3台の車両で3台の現金輸送車を襲撃。警察の注意を惹きつけておいて、撤収。その後、メインのターゲットへと移動して見事に2000万ドルを盗み出す。ほぼ計画通りにことが進むが、一点だけ予定外に現金輸送車のトランクに護衛が付いていて、現金以外にジュラルミンのケースも奪うハプニングがついた程度。誰も殺すことなく、巧みに盗み出して撤収していく。
アジトへと向かっていたのか、その途中に何者かに襲われて、逆に現金を全て奪われてしまう。しかもジャック以外の仲間はほぼ全滅。持っていた武器は空砲。明らかに嵌められた感じ。
ジャックは、生き残ったスパンキーを疑っていたけれど、この時点でもっと違う視点を持っても良かったのでは?と思った。
・微妙な構図
元軍人のジャックが、NATOの憲兵ケリーに追われる。ケリーは喫茶店でのんびりしていたところにジャックが逃げてきたものだから、捕まえようとしたのがきっかけでジャックを追うことになる。ジャックを追っていたものがケリーも撃とうとしていたところをジャックが助けたので、ケリーは少しばかり恩を感じている様子。
ケリーがジャックを追う立場なのに、ケリーがジャックの逃亡に協力的というのが奇妙な感じ。電話で連絡を取り合っているくらいだから変な感じ。
ジャックは仕事の仲間の女性スーザを助けたくて、警察から逃げている。それなのにケリーの電話には好意的な発言もしている。
そして終わってみれば、ジャックとケリーが結ばれているという展開がいかにも海外映画と言った感じ。不思議な人間関係だった。
普段接することの少ないルーマニアが舞台だったのがみていて良かったと思う作品だった。
鑑賞日:2024年8月17日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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