こんにちは、Dancing Shigekoです!
週末2作品ペース。
今回は映画『2:22』を紹介します!
[基本情報]
原題:2:22
監督:ポール・カリー
製作:スティーブ・ハッテンスキー
ジョディ・マッターソン
ブルース・デイビ
製作総指揮:チャーリー・オキャロル
デビッド・ウィーリー
トッド・スタイン
ローレンス・イングリー
ラルフ・カンプ
原案:トッド・スタイン
脚本:トッド・スタイン
ネイサン・パーカー
撮影:デビッド・エグビー
美術:ミシェル・マクガヒー
衣装:リジー・ガーディナー
編集:ゲイリー・ウッドヤード
ショーン・レイヒフ
ウィリアム・ホイ
音楽:リサ・ジェラルド
ジェームズ・オア
上映時間:99分
[登場人物]
ディラン:ミキール・ハースマン
航空管制塔で働く。離陸着陸をパターン化して、次々と指示を飛ばす。ある時、一瞬集中力を途切れさせ、ニアミスを起こし、停止処分を受ける。
エリック・バナのような気配がある。
サラ:テリーサ・パーマー
ギャラリーを経営している。ニアミスの飛行機に乗っていた。空中バレエを鑑賞した時にディランと知り合う。
いつだったか見た作品に出ていた時の印象が強い。どの作品だったか?結構、恋に落ちるのが早いものなのね。
ジョナス:サム・リード
芸術家。サラのギャラリーで働き、作品を展示している。サラの元恋人。
声が渋い!
[内容]
天体ハミルが30年前に爆発し、その光のピークを迎えようとしていた。
ディランは航空管制塔で毎日同じことを繰り返していると感じていた。2:22に一瞬宇宙の扉が開くのを感じて集中力を途切らせて、ニアミスを起こしてしまう。そのことが原因で停職処分になる。
同僚のサンディーからもらった空中バレエを鑑賞しに行った時に、観客の中にサラを見かけ、気になる。そして鑑賞後、バーで彼女を見かけ声をかける。それがきっかけで二人はデートをするようになっていく。
ところが、ディランは毎日、同じパターンが繰り返されていることに気づく。ジョナスのホログラムを見て、なぜ自分の見ているものを知っているのだとディランはジョナスに突っかかる。その様子にサラは怯えて、しばらく距離を取るようになる。
ディランはさらにパターンを調べていき、30年前に起きたグランドセントラル駅での殺人事件が繰り返されると確信して止めようとするのだった。
[感想]
2:22に毎日同じことが起きてパターンを気にし始めるディランと恋人サラの物語。
<天体の影響を受ける>
・2:22に何かが起きる
オープニングからグランドセントラル駅で発砲事件が起きる映像が流される。それから時が流れて、デュランが管制塔で仕事をしている。そして2:22に異変が起きる。何かが爆発する感じの感覚を受けて集中力を欠く。
やがて毎日の中に同じ場面が出てくることに気づくデュラン。そして決まって2:22に小さな爆発が起きる。
それが何を意味しているのか。若干、無茶振り感があると思う部分もあったものの、見せ方はなかなか面白かった。
<誕生日が同じ日の二人>
・パイロットになろうとしないデュラン
管制塔で働くデュラン。ニアミスを起こしてしまい停職処分になる。厳しい世界だと思う仕事場。停職になるときに、どうしてパイロットにならないのだと言われている。パイロットと管制塔で働く人では、全く職種が違う様に思うのに、パイロットになることもできる力量を持っているということは、相当の事情と感じる。
ところが、理由は単に飛ぶのが怖いからだという。もしかしてパイロットだった父親が墜落死したとかいう過去が語られるかと思ったのは、深読みだったらしい。
管制塔での仕事は緊張感が高いのだろうなと思いながら、毎日、同じ時間に飛んでいるはずの飛行機でも離陸と着陸は人のコントロールが必要なのだから難しい世界だという発見のある仕事だった。
・ニューヨーク・シティ・バレエ団にいたサラ
デュランとサラの出会いは空中バレエの後。涙を流している彼女にデュランが話しかけて、二人の関係が始まる。サラは7歳からバレエの練習をしていたけれど、怪我をしてしまったためにバレエから離れてしまう。怪我でバレエを断念した思い、バレエを鑑賞した後の涙に表れていた、ということなのかな?
そして今ではギャラリーを経営。芸術品を陳列していく仕事。答えがなさそうな仕事というのは、難しそう。いろんな仕事があるものだと感じずにはいられない。
<舞台はマンハッタン>
・グランドセントラル駅
ディランはグランドセントラル駅で殺人事件が起きる映像を見る。この作品何度となく、グランドセントラル駅が登場。女神の様な石像が入り口にあり、中には金色の球形の特徴的な時計。その時計が大きな意味を持つ。
過去に何度か行ったことのある場所だけに親しみやすい。映像の中のような場所だったかは、あまり記憶に残っていないので、また行きたいなと感じる。
・JFK空港
ディランの働いている場所はJFK空港の管制塔。この作品では管制塔の中の様子しか映し出されないのだけれど、どんどんレールでフライト番号を載せた紙を流していく場面が印象的。
過去と現在が重なり合っていく様子が印象的な作品だった。
鑑賞日:2022年11月20日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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