Dancing Shigeko
映画『10ミニッツ』なぜそうなる?
こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は映画『10ミニッツ』を紹介します!
[基本情報]
原題:10 Minutes Gone
監督:ブライアン・A・ミラー
脚本:ケルヴィン・マオ
ジェフ・シングル
製作:ランドール・エメット
ジョージ・ファーラ
ショーン・サングハーニ
リディア・ハル
マーク・スチュワート
製作会社:ハイランド・フィルム・グループ
EFO
ムービーパス・フィルムズ
ダイヤモンド・フィルム・プロダクションズ
配給:ライオンズゲート
上映時間:96分
[登場人物]
フランク:マイケル・チクリス
金庫破り。弟を仲間に入れて任務にあたる
レックス:ブルース・ウィリス
フランクたちの依頼主
クレア:メドウ・ウィリアムズ
フランクの弟ジョーの恋人
グリフィン:カイル・シュミット
フランクの仲間
アイボリー:リディア・ハル
レックスの部下
リチャード:テキサス・バトル
レックスに依頼した仲介人
[内容]
フランクはレックスの依頼を受けて銀行強盗をすることになった。弟のジョーを含む5人(グリフィン、バクスター、ジョー、マーシャル、フランク)で銀行強盗。
計画は完璧のはずだったが、警報が鳴り警察との銃撃になる。フランクは逃走しようとしているところを何者かに襲われて、意識を失う。目が覚めると、ジョーが死んでいた。彼が持っていたはずのトランクケースも無くなっていた。依頼人のレックスは何としてもトランクケースを取り戻せと指示して、部下のアイボリーに向かわせる。
フランクは仲間の誰かが裏切ったと考え、仲間の行方を探すのだった。
[感想]
誰が仕組んだのかを追求していく作品
・チームは信頼関係で成り立つ
優秀な5人がチームを組んで銀行を襲撃するから、大丈夫だ。レックスはリチャードにそう説明。
そしていざ銀行に入っていくフランクチーム。順調に見えたのが警報が鳴ってしまって計画が狂い始めると言う展開。
フランクは何者かに襲われて、目的のものが無くなってチームメンバーを疑う。ここの展開に疑問。フランクを襲ったのはチームの誰かという考えで仲間のところに行く。
さらに疑問の場面はバクスターとの一面。自分はトランクケースを持って行っていないと言うバクスター。その後、誰からかメッセージが届き、フランクを殺せと言われる。それを見て、フランクに銃を向ける展開。
なぜ、こうもあっさり仲間だったもの同士が殺し合いになってしまうのか。
ちょっと悲しい設定の作品。
・どうも見た目が冴えないフランク
この作品の主人公はフランク。中年の坊主頭で、体型も太め。顔立ちはありふれたもので、どこにでもいそうなオッチャン。
そのフランクが次々と仲間の元を訪れては、トランクのありかを訊いていく。そして一悶着あるの繰り返し。
不思議な人選と感じてしまった。
・オハイオ州シンシナティ
作品の舞台はシンシナティ。蛇行しているオハイオ川の北側に位置する都市。オハイオ川が氾濫した設定になっている。まだ水が引いていない感じで描かれる。
川のすぐそばに高層ビルが立ち並ぶ。いろんな都市がある。
・レックスも容赦ない
フランクの仲間の誰かがトランクケースを盗んだに違いないと考え、アイボリーに探させる。
そのアイボリーは邪魔するものは片っ端から殺していくと言う容赦なさ。それがレックスの指示なのか、アイボリーの意思なのか。
なんとも過激な展開だった。
・とうとう最後の一人
最後の一人グリフィンに会って話をすると、ジョーが死んだことを知らない。それで、あれ?となる。実は真犯人の手の上で踊らされていたのだと言う展開。
その真犯人との対決があり、そして最後。
その結末が、またあれ?って感じ。一体何をしたかったのかと、感じずにはいられない結末だった。
何かと疑問の残る作品だった。
鑑賞日:2022年4月23日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!