こんにちは、Dancing Shigekoです!
ニコラス・ケイジ作品に挑戦。
今回は映画『魔法使いの弟子』を紹介します!
[基本情報]
原題:The Sorcerer's Apprentice
監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:ダグ・ミロ
マット・ロペス
カルロ・バーナード
原案:マーク・ローゼンタール
ダグ・ミロ
マット・ロペス
製作:ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮:トッド・ガーナー
ニコラス・ケイジ
マイク・ステンソン
チャド・オマン
バリー・H・ウォルドマン
ノーマン・ゴライトリー
音楽:トレヴァー・ラビン
撮影:ボジャン・バゼリ
編集:ウィリアム・ゴールデンバーグ
製作会社:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
サターン・フィルムズ
ブロークン・ロード・プロダクション
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
上映時間:110分
[登場人物]
バルサザール・ブレイク:ニコラス・ケイジ
偉大なる魔法使いマーリンの弟子
デイヴ・スタットラー:ジェイ・バルチェル
マーリンの血を引く男性。バルサザールの弟子になって魔法を学ぶ。
マキシム・ホルヴァート:アルフレッド・モリーナ
偉大なる魔法使いマーリンの弟子。モルガナを復活させようと人形を探している。
ベッキー・バーンズ:テリーサ・パーマー
デイヴと小学校4年生の時、同級生だった女性。10年ぶりにデイヴと再会する。
ヴェロニカ:モニカ・ベルッチ
偉大なる魔法使いマーリンの三番弟子。
モルガナ・ル・フェイ:アリス・クリーグ
死者の術を使おうとする魔法使い。
[内容]
死者の術を使って、死者を復活させようとする魔法使いモルガナ。彼女を止めるために、マーリンの弟子3人は人形に封印する。
それから1000年以上が経った2000年のニューヨーク。デイヴは遠足の時にベッキーに渡したメモの返事を読みたくて、メモを追いかけいていった。すると古代の品をたくさん置いたお店に到着。バルサザールは彼がそこにやってきたのは偶然であって、必然と考える。バルサザールはデイヴにマーリンの指輪を渡すと、それはデイヴの指にはまる。
デイヴは選ばれしマーリアンで、モルガナを倒すために重要な存在。バルサザールはそのことをデイヴに伝えようとするが、モルガナの封印を解こうとしているホルヴァートの妨害が入り、10年間壺の中に閉じ込められてしまう。
そして10年が経過し、ホルヴァート、バルサザールは封印から解放される。そしてそれぞれモルガナが封印されている人形を確保するために動き出すのだった。
[感想]
死者の復活を阻止しようとする魔法使いと復活させようとする魔法使いの争いを描く作品。
・現代社会に魔法使い
舞台はニューヨーク。今から自由の女神の見学に行く、というタイミングでデイヴが列から離れていく。迷い込んだのは骨董品店のような場所。骨董品がたくさんある。そこの店主はバルサザール。
デイヴが迷い込んできたというので、これは運命かも、と思ったバルサザールは、彼にマーリンの指輪(と言ってもドラゴンの形をした像)を渡している。するとその像が動き出し、デイヴの指に指輪の形になって収まる。パルサザールは確信。彼に魔法の書を渡して、鍛えようとする。
と言った流れで、魔法が普通に共存している世界。ニューヨークに魔法使い。最先端の都市にファンタジーというギャップ。みんなあまり驚いていないのは、気づいていないのか。上手に隠れて使っているのか。
ニューヨークが舞台の映画を見たのが久しぶりだったからか、新鮮だった。
・ニコラス作品の中ではハマり役?!
最近見ているニコラス・ケイジ作品は正直、駄作が多く、あまり持ち味が出ていないと感じていた。この作品は久しぶりにいい感じなのではないか、と思った。どこが?と言われたら説明が難しいところ。
堕落した感じがない、はっきりと自信に満ちている。それでいて愛のために頑張っている、と言った部分が雰囲気出ていたように思う。
ニコラス・ケイジが、というよりもバルサザールがそういうキャラなのだろうけど、イメージがあっていたと思った。
・10年越しの恋
デイヴは遠足の時に、ベッキーが気になっていて気を引こうといろんな手をとる。バスの窓にキングコングの絵を書いて、実際のエンパイヤーステートビルと重なるようにしてみたり、手紙を書いてベッキーに渡したり。10歳の少年が必死に気になる女の子の気を引こうとしている。
ベッキーがデイヴから受け取ったメモは、「自分はなるなら友達と恋人どっちがいい?」という質問。ベッキーは返事を書いて、近くの壁際に置く。その紙が風で飛ばされてしまい、デイヴは追いかけるという展開から始まる。
たかが紙にそこまでするだろうか?遠足の方が優先じゃないのか?などと思ったけれど、考えてみると10歳。そして憧れの女の子の返事が書かれているとあっては必死になるのもわかるような気がする。そんな質問をできる時点でかなりすごいとも思うのだけれど。
そんな彼女と10年間音信不通になっての偶然の再会。それはまたアプローチしたくなるのもわかるような気がする。運命と思って勝手に舞い上がるのも良くわかる。ちょっとばかり青春と感じた。
・番外編:タイムリーに再びモニカ・ベルッチ
先日見た映画『ビートルジュース ビートルジュース』でモニカ・ベルッチがドロレス役に出演していた。その時は悪役。今回はマーリンの弟子の一人ということで、モルガナを止めようとする側。のはずが、モルガナがヴェロニカの体に乗り移って、死者の術を唱える展開。
見た目上は、モニカ・ベルッチは悪役のような形になっている。その雰囲気が、ホッチキスで体を止めている止めていないの差はあれ、ドロレスに近いものがある。
モニカ・ベルッチは悪役の方が向いているということか?マトリックスでもどちらかというと足を引っ張る方の役回りだったし、あのキツそうな目がそういう役を引っ張ってくるのだろうか。
他の作品も研究してみようと思った。
鑑賞日:2024年9月29日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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