こんにちは、Dancing Shigekoです!
昼寝をたくさんしてしまいました。
今回は映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』を紹介します!
※ネタバレあります。ご注意ください。
[基本情報]
原題:The Thing
監督:マティス・ヴァン・ヘイニンゲン・ジュニア
脚本:エリック・ハイセラー
原作:ジョン・W・キャンベル『影が行く』
製作:エリック・ニューマン / マーク・エイブラハム
製作会社:ストライク・エンターテイメント / モーガン・クリーク・プロダクションズ
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
製作年:2011年
上映時間:104分
[登場人物]
ケイト・ロイド:メアリー・エリザベス・ウィンステッド
古生物学者。
カーター:ジョエル・エドガートン
南極基地へのヘリコプターの操縦士。
ハルヴァーソン博士:ウルリク・トムセン
オスロの探索隊に同行する博士。
[内容]
オスロの探索隊が南極で古生物と建造物を見つけた。古生物学者のケイトはその調査に駆り出される。
ケイトは現地に入り、オスロの探索隊とともにその建造物と古生物が氷結されている場所に向かう。早速、氷結されたままの古生物を基地に持って帰り、細胞組織の分析が始まる。ハルヴァーソン博士は、その細胞組織から、地球外生命体だと宣言。隊員は世紀の大発見に歓喜の祝宴をあげていたが、その夜、古生物が氷を突き破って隊員を殺害して逃亡。
ケイトはその地球外生命体が人の姿に化けることができると指摘して、隊員に注意を喚起する。負傷した隊員をカーターが搬送しようとしているのも止めるが、間に合わずヘリは墜落。
基地に残された隊員らは、まだその生命体が潜んでいると考えて、警戒するが次々と被害が出ていくのだった。
[感想]
遊星からの物体Xへと続く前日譚。
・容赦ない宇宙外生命体の殺戮
氷漬けになっていた生命体が氷を突き破って、さらには天井をも突き破っていく。そこに友好の印はなく、とにかく殺戮の繰り返し。対する人間たちの無力さ。逃げてもあっさり追い付かれる伸びてくる触手。さらには仲間の姿が突如、内部から破裂と、ひさびさの全滅系映画だった。
研究室にいたケイトを博士を連れて誘いにきたアダムも、容赦なく生命体の餌食になってしまい、非情だった。
・ノルウェー語で話す隊員の中でケイト奮闘
隊員が全員ノルウェー人。中には英語を話せない人もいる。ケイトが必死に指示していても、それが英語だから伝わらないのか、部外者だから聞き入れてもらえないのか。ノルウェー語で彼女がボスだなと言われている場面もあり、言葉の壁を感じる。マルチリンガルに憧れてしまう。
それにしてもケイトの観察力はすごい。歯の詰め物が落ちているのを見かけて、生命体は無機質のものを複製できないと断言。実際、その考え方がだいぶ役に立ったようにも見える。
・南極の雪原が鮮やか
映画の舞台は南極。最初、雪原を移動する車の映像が遠くから映される。雪煙上げて走っていく車に近づいていく時の、映像の綺麗さ、世界の白さに感動した。さらにヘリで基地に向かう時に下に広がる雪原。これまた雪の白さと空の青さがくっきりしていて、気持ち良い映像だった。
そんな南極が舞台の作品。外の発掘現場で顔を普通に露出していたのが意外。日中はそれでも大丈夫なのか、季節が夏場だったのか?南極と言うと、スターウォーズの惑星ホセにいる時くらいガッチガチに顔を隠さないと耐えられないのかと思っていただけに、予想外の服装だった。
それはさておき、本当に鮮やかな雪原で雪焼け必死だと感じる映像だった。
南極でのサバイバル映画でした。
鑑賞日:2021年9月3日
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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