こんにちは、Dancing Shigekoです!
以前、テレビで鑑賞したことがあった作品、4DXで公開されたので鑑賞してきました!
今回は映画『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』
前回感想→こちら
※基本情報、登場人物、内容は前回感想にアップ。
[感想]
日本のプライドをかけた戦いを見せるキセキの世代。
<劇場で鑑賞して思う>
・4DXと黒子
一度見たことのあるこの作品。今度は4DX。最初、3Dメガネはいらなかったのだろうか、と心配になってしまったけれど、映像は2D。
どの辺りを4DXとして見せているのか。ドリブルをつく時、着地する時などの振動。背中を突き出す動きなどは4DXらしい。
個人的には、タイミングよく劇場内に稲光が走ったように光らせる部分と、風を切る感じの空気をタイミングが良くあっていたように思う。
自然な感じで楽しめる出来栄えだった。
・バスケ映画が続く
年末は映画『THE FIRST SLAM DUNK』を鑑賞して、今年は黒子のバスケ。あまりにも系統が違うバスケ映画。バスケを楽しむなら、スラムダンクに軍配。
個性を楽しむなら黒子。仲間との結束という意味では黒子とスラムダンクとどちらもいい。個性派が五人いる分、黒子の方がやや見応えはあるか。キセキの世代の結束力が実にいい。
バスケ映画に限らず、高校生のスポーツ漫画というのは、分かりやすい楽しさがあって、安心できる。
<中心人物はキセキの世代>
・存在感は赤司
キセキの世代、主人公は誰なのか。一番は赤司のように感じてしまう。この作品でもエンペラーアイを持つ赤司が、光(?)の赤司と会話する場面が何度か出てくる。そしてナッシュ・ゴールド・Jrと台頭以上の戦いを見せる。
キセキの世代の中心に常にいるという感じが強い。火神の乗った飛行機を見送る空港の展望スペースでも中央に座っているのは赤司。この存在感、かっこいい。
・技を見せる青峰
プレイの切れ味で言ったら、青峰が一番だと思う。ゴールしたのくるっと体勢を変えてシュートをひらりと決めたり、無茶な体勢からのシュート、野球投げのようなシュート、ゴール裏からのシュートなどなど。いろんな形のシュートが記憶に残る。点取屋としては、青峰が最高だと、再度感じる。
・覚醒する紫原
シルバーにとことん抑えられている紫原。髪を括って、とうとう本気になる。抑えていた力をどんどん出していく。力を全開した時の紫原はキセキの世代の中で、一番の破壊力なのを感じる。さらにスピードもありそうだから、向かう所敵なしという感じ。
それだけに骨折で途中退場というのが残念。もっと見ていたかった。どこまで行ってしまうのだろう、そんな楽しみを感じさせる。紫原はNBAで普通に通用するタイプなのだと思う。
・切込隊長 黄瀬
キセキの世代が仕掛けては、すぐにワンランク上の攻撃を仕掛けてくるシルバー。そこを打開するために、まず先陣を切って、パワー全開するのは黄瀬。ゾーンに入り、かつパーフェクトコピーで暴れまわる。
黄瀬はどうしても最初に突っ込んでいくタイプになってしまうのだろうね。こういった展開では最初に力尽きてしまう存在なのだろう。本人も言っている通り、損な役回り。
それにしても急に動けなくなってしまうほどの消耗がすごい。大丈夫なのだろうかと思ってしまう。
・無難にこなす緑間
テレビのリモコンがおは朝のラッキーアイテムだという緑間は椅子にきっちりとリモコンを置いている。そして、今日は外すことはない、と言い切って次々と3ポイントシュートを決めていく。あまりにもサクサクと決めていき、緑間がピンチを迎えた感じがなかったからなのか、無難に見えてしまう。その無難さが緑間らしいと言えば、緑間らしさなのかもしれない。そんな堅実さが印象的だった。
・そんな中で
キセキの世代が活躍している中、黒子の存在感は影だから、というわけではないけれど、存在感が薄め。火神も、活躍しているのだけれど、印象に薄い。なぜだろう。それだけキセキの世代のメンバーが完成形に近いからなのだろうか。
この二人の見せ場はどちらかと言うと、成田空港でのお別れの場面だったのかもしれない。一度はゲートに向かって出発した火神。思いとどまって、もう一度、黒子のところに戻っていく。黒子に感謝の気持ちを伝える。黒子が涙を浮かべながらグーを突き出す。火神もまたグーを突き出す。その手はお互いが届くわけではなく、間を開けてお互い腕を伸ばしている。この場面、個人的にはコツンとグーをぶつけ合って、終わって欲しかったようにも思う。
<バスケの主戦場>
・屋外コート
JabberwockとSTRKYが対戦する。そこは青空広がる屋外コート。ストリートバスケらしい環境。大勢の観客に囲まれて、試合をしている。屋外コートで観客席のあるところって、あまり見かけない。特別な感じがある。
外でバスケ。風と日差しを感じながらのプレイ。案外、プレイしづらいのかもしれない。中国で何度か外でのバスケを楽しんでいたことを思い出す。
・体育館での対決
ストリートバスケのメンバーだけれど、VORPAL SWORDSとの試合は体育館の中。体育館の中でもストリートなのだろうか、と多分前回見た時、同様に感じてしまう。
バスケやバレーボール、体育館を使うスポーツというのは社会人になって、気まぐれで楽しみたいと思っても、なかなか場所が取れないもの。こういう試合で体育館を存分に使えるというのは、幸せなことなのだと思う。
キセキの世代を堪能できる作品だった。
鑑賞日:2023年1月20日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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