こんにちは、Dancing Shigekoです!
平次と怪盗キッド、どんな展開が待っているのか?
今回は映画『劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星』を紹介します!
[基本情報]
監督:永岡智佳
脚本:大倉崇裕
原作:青山剛昌
音楽:菅野祐悟
主題歌:aiko『相思相愛』
制作会社:トムス・エンタテイメント
製作会社:小学館
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東宝
トムス・エンタテイメント
配給:東宝
上映時間:111分
[登場人物]
江戸川コナン:高山みなみ
黒の組織に飲まされた薬で体が縮んでしまった。高校生探偵工藤新一。
怪盗キッド:山口勝平
土方歳三ゆかりの日本刀を狙う。
服部平次:堀川りょう
怪盗キッドの予告を阻止するために函館にやってくる。
[内容]
怪盗キッドが土方歳三ゆかりの日本刀を盗む予告をする。狙われた斧江財閥の斧江は毛利小五郎、服部平次に警備をお願いしていた。そして予告の当日、キッドが現れ、平次が待ち伏せしている。捕まえられそうなところまで行くが、逃げられてしまう。
キッドは次なる予告をブライアン・D・カドクラに出していた。それもまた日本刀を盗むと言うものだった。
[感想]
怪盗キッド、服部平次、コナンが協力して、大きな謎解きをする作品。
・謎解きをするには
怪盗キッドが狙っている日本刀は全部で6本。それを狙う理由は、斧江家初代当主が隠したという財産を見つけるヒントがそこに隠されているからだという。そして6本の日本刀から、少しずつ謎解きが進んでいくと言う展開。
かなりのスピードで情報が提示されていって、最後にコナンがそのヒントが意味することを説明する。
さて、このコナンが説明するまでに見ている人でも同じ結論に辿り着ける人はいるのだろうか。
考えさせてもらうための時間がやや短いように感じる。
そう考えると、謎解きを楽しむ作品ではないのだろうなと思う。
・アクションは次々と(※ネタバレ注意)
では何を楽しむものなのか。
コナン、平次の無茶振りアクションだろうか?箱館山ロープウェイのケーブルをスケボーで進んでいくところは、さすがにあり得ない、と感じてしまう。
それに平次が飛行機の翼に立って、相手と刀での斬り合いを始める。空を飛んでいる状態で、そんなことができるはずがない。後半に行くにつれて、かなり無茶なアクションが増えていく。
こういったメチャクチャな感じのアクションにも慣れたとはいえ、いつになってもさすがにやりすぎと感じてしまう。(と言う意味ではいつになっても慣れないのかも)
・個人的には
前作は見終わった後に、漠然とよかった、と言う感触が残ったものの、今回は見終わった後に「いったい、どこに向かいたかったのか?」と言う疑問が残った。
函館で剣道の大会をしていて、そこに京都代表の沖田総司が来ていて、服部と試合をしたかったと嘆いている。最後になぜか悪党どもとの戦いで沖田がやってくる。
さらにずっと服部を追いかけている大岡紅葉。彼女がヘリコプターで告白スポットになりそうな場所に先回り、とかいって札幌時計台や宗谷岬に行っていたり、何か中途半端な感じ。
珍しく少年探偵団の存在感は薄みだったけれど、謎解きの答え合わせの手伝いをしてみたり。
函館警察のドジ警官が最後、妙にできるキャラになっていて、その理由が・・
とか、何かストーリーには直接関係しない感じの部分にやたらと力を入れている感じだった。
そして和葉と服部の二人っきりの場面を後押しする毛利蘭、とか和葉のことを口説こうとしている福城聖の存在も、その設定は必要だったのだろうか、と感じた。
いろんな要素を盛り込んでいて、逆に印象に残る部分を見つけにくい作品だった。
鑑賞日:2024年4月12日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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