
こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は映画『劇場版 シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』を紹介します!
[基本情報]
原作:北条司
総監督:こだま兼嗣
監督:竹内一義
脚本:むとうやすゆき
制作:サンライズ
アンサー・スタジオ
製作:「2023 劇場版シティーハンター」
主題歌:TM Network『Whatever Comes』
上映時間:94分
[登場人物]
冴羽獠:神谷明
シティーハンターと呼ばれる裏社会の始末屋。女性好き。
もっこり比率が高かった分、真面目な時のかっこよさが際立った。
槇村香:伊倉一恵
獠のパートナー。女性にちょっかい出そうとするのを寸前のところで止めている。
アンジーに料理を教えている場面が地味に印象的。
アンジー:沢城みゆき
本編の依頼人。猫探しを依頼してくる。
今時の髪型というのだろうか。。
[内容]
アンジーがシティーハンターに依頼にきた。その内容は猫を探して欲しいと言うもの。多額の報酬に香は即引き受けて気合いを入れて猫探しをしていく。獠はもっこりのことにしか興味がなく、アンジーにちょっかいを出そうとしては香に止められるを繰り返していた。
猫探しをしていることを海坊主と美樹に話すと、すぐに見つかる。そしてアンジーが本当は猫探しではなく、狙われているからボディガードをして欲しいと言うのだった。
[感想](※ネタバレあり、ご注意ください)
シティーハンター新宿プライベート・アイズ以来の劇場版作品。
・意外なコラボレーション
久しぶりのシティーハンター。どんなオープニングかと思っていたら、まさかのキャッツアイが登場する。ビルの上に着地して、3人が決めポーズをとるときに、レオタード姿の獠と海坊主も加わるという衝撃のコラボ。どこまで真面目なのか、と思ってしまう、ややお笑いに走りすぎた感がある序盤。
しばらくレオタード姿だったのが、途中で早変わりを見せて、いつものおなじみに服装になって一安心。一体、どこに向かっていってしまうのかとやや心配になった。
キャッツアイが出てきたのは、北条司つながりで理解できるのだけれど、さらになぜかルパンと次元が出てきたのが驚き。これはなぜ?日テレつながり?そのままコナンまで出てきそうな気配があって、一瞬、不安になる場面もあった。
・もっこり獠ちゃん健在!
前回の劇場版でも獠がもっこりを連発していたと思うものの、この作品では、その頻度がかなり高かったように感じる。マッチングアプリでもっこりの相手を探していたあたりが、時代の流れを感じて面白い。
相変わらずのもっこり節はなかなかにタフ。あそこまであからさまに女性にアプローチしていける獠の性格がいつ見ても面白い。
6-4か7-3くらいでもっこり獠ちゃんだった展開でところどころ見せる真剣な表情。このギャップがまたいい。いつ見ても、真剣な時のかっこよさが、カッコ良すぎて、そのギャップを楽しむためにも今回くらいのバランスで良かったのかも。
・エンジェルダストを狙う一味
そして今回のターゲットはエンジェルダスト改。通称ADM。ADMを奪い取ろうとしているユニオンテオーペ。シティーハンターで肝となる部分の組織が登場するのが楽しみ、と思っていたけれど、とびっきり組織対獠という感じでもなく感じたのはなぜか。もっと槇村とユニオンテオーペの振り返り場面があっても良かったのかもしれない。
ただ、原作で海原神が登場したあたりのエピソードをだいぶ忘れてしまっているので、読み直してみようと思うきっかけになる世界観。
・一番になって・・・
ボスに認めてもらいたい、獠を倒して1番になって認めてもらいたい。そう考えて、獠に接近してきたアンジー。獠と一緒に行動をしていたら、獠の中の思いがわかって、倒すということにためらいが出始める。
それなのに、ADMを打たれて、自制を失い始めてしまい、自ら獠の手で倒されることを望み始める。今になって思い返してみるとADMを打たれて、緑色のオーラをまとったアンジーの様子はどこか女型巨人ぽかったように思う。どこかで見たことのオーラと思っていたけれど、髪型といい、目つきといい、まさに女型巨人だったと思ってしまう。
アンジー自身はきっと獠を倒すのはやめようと思っていただろうに、そこをわざと戦うように仕向ける海原神。やはり彼は極悪人だと思う。そして続編がありそうな結末と感じた。
いつの時代も冴羽獠はかっこいい、と感じてしまう作品だった。
鑑賞日:2023年9月9日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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