こんにちは、Dancing Shigekoです!
To The Topのあとはこれ。
今回は映画『劇場版ハイキュー‼︎ ゴミ捨て場の決戦』を紹介します!
[基本情報]
原作:古舘春一
監督・脚本:満仲勧
キャラクターデザイン:岸田隆宏
総作画監督:千葉崇洋
副監督:石川真理子
色彩設計:佐藤真由美
美術監督:立田一郎
アニメーション制作:Production I.G
製作委員会:東宝、集英社、MBS、電通、Production I.G、SME、ムービック
配給:東宝
上映時間:85分
[登場人物]
日向翔陽:村瀬歩
烏野高校1年生。小さな巨人に憧れてバレーボールを始める。研磨と後がない本気の勝負ができることを喜んでいる。
影山飛雄:石川界人
烏野高校1年生。セッター。注目度が上がっている。
黒尾鉄朗:中村悠一
音駒高校3年生。ミドルブロッカー。夏の合宿で月島にブロックを教えていた。
孤爪研磨:梶裕貴
音駒高校2年生。セッター。ゲーム好きで体を動かすのは嫌い。日向と仲がいい。
[内容]
春高三回戦、烏野高校は音駒と対戦。ゴミ捨て場の決戦が始まる。第一セット、接戦が続く。烏野優勢に見えたが、最後に音駒が取り、第一セットを落とす烏野。続く、第二セットも孤爪の作戦で日向が思うようにプレーできない。そして烏野は窮地に立たされるのだった。
[感想](※ネタバレあり、ご注意ください)
烏野と音駒の戦いを描く作品。
・時は流れてついにやってくる
日向が研磨と初めて会った時の場面から作品は始まる。その時は、烏野の実力はまだまだ。あの時から、練習を重ね、音駒、梟谷との合宿を積んできて、黒尾や研磨、木兎や赤葦らは今ではすっかり身近な存在。このメンバーが公式戦でいずれ潰し合う日が来るとは思っていたけれど、音駒と烏野が、三回戦で当たることになるのは非情な世界。
試合中、彼らが一緒に練習してきた時の様子も流れて、時が経ったのだと感じる。お互いが重樹しあって成長してきた、その集大成、という感じの試合運び。どちらにも勝たせてあげたい、本当にそう思う組み合わせだった。
・追い詰められる日向
試合は、研磨の作戦が着々と日向を苦しめていく。
そろそろやばいかも、という時に日向が足を滑られせる場面がある。嫌なことが起きそうとその直前に感じていたので、その場面で、自分も足が滑ったような錯覚に見舞われた。かなり感情移入される場面だった。そのまま日向が崩れる。そんな気配を見せる。
まんまと研磨の作戦に嵌められた感じになっていた日向、それでもただでは終わらないだろうなという気配もあるからすごい。
・研磨の視点
第三セットまでもつれる試合。どちらも譲らず。しかしちょっとずつ日向が予想外のプレーを見せるようになっていく。日向の返しに研磨は裏を取られた形で倒れてしまう。そして研磨は楽しいと呟く。
日向はついに研磨に、楽しいと言わせて喜んでいる。流れが烏野に傾いていく瞬間。そして少しずつ音駒の時間が終わろうとしているのを感じさせる。
試合は烏野マッチポイントを迎える。その場面から、研磨の視点で映像が作られる。結構、ボールが見えていないものなんだなって感じる。普段の研磨なら、もっと周りが見えているのかもしれない。しかし、最後の一球は全く周りが見えていない。ただ、目の前に飛んできたボールを必死に追っている、という形になっている。
この研磨目線。とうとうやってくる最後の場面。終わった、と感じるその瞬間。
黒男と研磨のコンビ、もっと違う試合で見ていたかったと思う作品だった。
鑑賞日:2024年2月16日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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