こんにちは、Dancing Shigekoです!
ここのところ映画鑑賞ペースが上がっている。 今回は映画『ロード・オブ・モンスターズ』を紹介します!
[基本情報]
原題:MONSTER ISLAND
監督:マーク・アトキンス
脚本:マーク・アトキンス
上映時間:90分
[登場人物]
ビリー・フォード:エイドリアン・ブーシェ
海底採掘会社の社長。ゲルマディック海溝に資源があると信じて採掘を進めている。
どうしてそこまで軍に対して強く言えるのか?と突っ込まずにはいられない。
シェーリス・ラモン:ドナ・コーマック
ビリーの部下。海底採掘用のドローンなどを操縦する。
B級映画らしさが出ている女優。
サラ・マレー:ナタリー・ロビー
国際海底機構の地底物理学者。ビリーの違法な採掘を防止すべく監視に現れる。
敵対的な存在と思ったら、予想外に協力的。設定間違っている?
[内容]
ビリーたちの会社が独自に散策していたゲルマディック海溝で謎の物体が見つかる。監視に来たサラも含めて、潜水艇で様子を見に行くと巨大怪獣ゲリクが海底から現れる。マグマを生命エネルギーとしているその怪獣はタウポ火山に向かっていた。そこで火山のエネルギーを吸収されては、全人類が滅びると言って、阻止する方法をサラに大学の師レナに調べさせにいく。そして生きた山である怪獣キラーを復活させるしか手段がないという。
ビリーたちはその間、別の手段で阻止を試みていたが、返って事態を悪化させてしまうのだった。
[感想]
巨大怪獣を阻止するために、怪獣の眠る島へ向かう作品。
<B級モンスター映画>
・異様な形の怪獣現る
ヒトデのような不思議な形をした怪獣が海底にいる。その怪獣が採掘の時の影響で目が覚める。そこの見せ方を焦らすようなことはなく、早々にその全体像が見える。というか、海上に浮上してくるのだから、一体この展開は。
映像が安っぽく合成だというのがすぐに分かる。親怪獣はヒトデの形をしているのに、卵から孵った子供の怪獣は鳥みたい。頭が口だけでできているような異様な見た目。
そしてその怪獣を倒せるという生きる山の怪獣もまた変な形。印象に薄い。
映画のタイトルが、ゴジラの登場する作品のようだったので、それなりにまともな映像を想像していたけれど、まさかのB級映画。タイトルにやや騙されたと感じてしまった。
<第一発見者だから?>
・軍よりも偉そうなビリー
この手の映画あるあるなのかもしれないけれど、ビリーが怪獣を阻止するために、部下たちが戸惑うのもお構いなしに次々と指示を出していく。軍が別で動いているにも関わらず、どんどん突っ込んでいく。軍の将軍に対しても、実に偉そう。
なんだろう?どうしてここまで強気で行けるのか。自分が世界を救うのだ、という使命に駆られるのか。
さらに驚きが部下が怪獣の攻撃でやられてしまっても、ほとんど動じない。なぜだ!と突っ込まずにはいられない。なかなかどうして、こういう風になってしまうのだろう。
<怪獣が眠る島>
・生きる山があるモトゥ・タニワ
舞台はほとんど海。そして、後半は怪獣を倒すことができるという怪獣キラーがいるという島モトゥ・タニワ。ゴツゴツした岩肌の島。そこの火山の割れ目に怪獣の血を流し込んだら、キラーが復活するという。
怪獣たちの衝撃で岩盤が崩れ落ちてくるような建物がないような島で怪獣たちが戦っている。戦っているというより、一方的に攻撃している感じにも見える展開。
ほぼほぼ海の上と潜水艦の中のような場所と、一箇所離れ小島を使った撮影といった感じが、いかにもB級映画らしい。
怪獣を倒すのはいつでも怪獣と思わせるような作品だった。
鑑賞日:2022年10月8日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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