こんにちは、Dancing Shigekoです!
箱根駅伝往路は青山学院の2年ぶりの優勝。復路はいかに?
さて、今回は映画『リディック』を紹介します!
[基本情報]
原題:The Chronicles of Riddick
監督:デヴィッド・トゥーヒー
脚本:デヴィッド・トゥーヒー
原作:キャラクター創造 / ジム・ウィート / ケン・ウィート
製作:ヴィン・ディーゼル / スコット・クルーフ
製作総指揮:テッド・フィールド / デヴィッド・ウォマーク / ジョージ・ザック
製作会社:レーダー・ピクチャーズ / ワン・レース・フィルムズ
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
上映時間:118分
[登場人物]
リディック:ヴィン・ディーゼル
賞金稼ぎから狙われるフューリー人。
エアリオン:ジュディ・デンチ
エレメンタルで預言者。
ロード・マーシャル:コルム・フィオール
惑星を次々と支配して行くネクロモンガーを率いるリーダー。フューリー人を恐れる。
デイム・ヴァーゴ:ダンディ・ニュートン
ヴァーゴの妻。夫にネクロモンガーのトップの座を取らせようとしたたかに狙っている。
ヴァーゴ:カール・アーバン
ネクロモンガーの司令官。ロード・マーシャルへの忠誠心が高い。
キーラ:アレクサ・ダヴァロス
リディックを慕っていたが、彼が去り裏切られたと感じ、一人行動をして捕まる。クリマトリアに投獄されている。
[内容]
ヘリオン第一惑星をネクロモンガーが征服に来る。その予言を聞いたイマムはリディックに助けを求めようなと考え、賞金稼ぎに捕まえさせに行く。
リディックは賞金稼ぎを返り討ちにするが、自分を狙った人物が誰かを調べるためにヘリオン第一惑星へと向かい、イマムを訪ねる。
イマムは事情を説明し、ネクロモンガーから守ってほしいと懇願するが、リディックは興味を示さなかった。代わりに昔助けたジャックがクリマトリアに投獄されていると知り、救出に向かうことを考えるが、ネクロモンガーに拘束される。ロード・マーシャルは彼がフューリー人と知り、処分を指示するが、直前にリディックを賞金稼ぎに連れ去られる。
リディックはクリマトリアに連れていかれるが、それは本人の計算通り。そこでジャックを救い出そうとするが、彼女はキーラと名を変えてリディックの助けを求めようとしなかった。
しかし、リディックの説得で牢獄からの脱出を決意。脱獄を進める中で、リディックを追ってきていたネクロモンガーのヴァーゴに遭う。リディックは彼の攻撃で意識を失う。その姿を見てキーラは死んだと勘違い。ネクロモンガーに囚われて行く。
リディックは再びキーラを救い出すため、ヘリオン第一惑星に向かい、ロード・マーシャルと戦うのだった。
[感想]
宇宙を飛び交うリディックの勇姿を描いた作品。
・救世主登場?
リディックがヘリオン第一惑星に戻ってくる。その理由はキーラを救い出すため。しかし彼女はすでにネクロモンガーの思想に染められて、無感情になってしまっている。それでもリディックは彼女を解放するためにロード・マーシャルと戦う。予言では彼がロード・マーシャルを倒すことになっているのだけど、ロード・マーシャルとの戦いは!あまりにも劣勢。
その彼を助けたのがキーラ。果たして、リディックは強かったのか?圧倒的な強さというには難しく、たまたま勝った、そしてそこにあった玉座に座ったという構図に見えた。果たして救世主と言えるのか、微妙な感じだった。
・目が白く光っているリディック
リディックの目が白く光っているのはフューリー人だからなのかと思ってみていたのだけれど、実はそうではなく、何か特別なことがあったからっぽかった。
しかしその背景は語られず、疑問が残る。さらにその目で辺りを見た時の見え方が何を意味しているのか。熱をもつものが明るく見えるのか。それは暗闇でも変わらないから暗闇での戦いに有利と言いたかったのか。若干掴みづらかった。
調べてみてわかったのは、この作品が続編。リディックの目が白い背景とから一作目に描かれているのかもしれないと感じた。
・ヘリオン第一惑星とクリマトリア
クリマトリアは昼は700℃に達する灼熱、夜は特に描写はなかったが人が活動できる範囲。
夜明けの瞬間、徐々に陽が差し始める場面がある。遠くで見えている灼熱の炎が徐々に迫ってくる。その暑さに触れた人物はあっという間に灰とかしていく。
その中で意識を失っていたリディックを救い出す人物がいた。それはロード・マーシャルの側近ピュリファイア。彼が自分もフューリー人だと言ってから、その灼熱の日差しの中へと入って行く。その行動がなぜだったのか。リディックを救ったという反逆行為を悔いてなのか。リディックを救って、自分もフューリー人だと明かした時の様子は、この作品の中の登場人物ではかっこいいと感じる場面だっただけにもったいなかった。
そんな個性的な惑星と、ヘリオン第一惑星が主たる舞台の作品。ヘリオン第一惑星は栄えている部分とそうでない部分とでギャップの多い惑星という感じだった。
・一番印象に残った場面は…
ふわふわっと姿を消すエレメンタルの描写の仕方が、地味に一番印象に残った。さらにふわっと姿を見せた女性が、ジュディ・デンチだったから、やや衝撃という意味で印象に残った。もう少し若い妖精的な人選でもよかったのでは?と言いたくなってしまう。逆に、魔女的な感じで彼女が選ばれたのか。そんな人選の背景を考えてしまう印象的な場面だった。
100%宇宙を舞台にしたSF作品。宇宙ものが好きな人には乗り物なども印象的と思う作品だった。
鑑賞日:2022年1月2日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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