こんにちは、Dancing Shigekoです!
前作から3ヶ月。結構忘れかけている。。
今回は映画『ユニバーサル・ソルジャー/ザ・リターン』を紹介します!
[基本情報]
原題:Universal Solider: The Return
監督:ミック・ロジャース
脚本:ウィリアム・マローン
ジョン・ファサーノ
製作:クレイグ・ボームガーテン
アレン・シャピロ
ジャン=クロード・ヴァン・ダム
製作総指揮:マイケル・ラックミル
ダニエル・メルニック
上映時間:83分
[登場人物]
リュック:ジャン=クロード・ヴァン・ダム
元ユニバーサル・ソルジャー(ユニソル)。今は軍施設でユニソル開発に携わっている。
前作を見てから、3ヶ月ほどしか経っていないのに、人間に戻ったエピソードをよく覚えていない。人間の割には強い。
SETH:マイケル・ジェイ・ホワイト
ユニソルを制御する人工知能。破壊される危険を感じ、準備されていた人間の体に埋め込まれる。
SETHと言ったら、ニコラス・ケイジ主演映画『シティ・オブ・エンジェル』の天使を連想。だいぶイメージが違う、筋肉隆々、冷徹なイメージが強かった。
エリン:ハイジ・シャンツ
記者。ユニソルの取材に来て、トラブルに巻き込まれる。
リュックの再三の避難指示を無視して、危険が及ぶ。そのことを文句言う理不尽。前作のリュックと行動を共にした女性も考えてみたら、取材の結果、巻き込まれていた。同じパターン、結末も。。
ロメロ:ビル・ゴールドバーグ
ユニソルの一人。リュックにやられっぱなしで頭に来ている。
強いのか弱いのか。賢くないのは伝わってきた。
ヒラリー:カリス・ペイジ・ブライアント
リュックの娘。施設から脱出する際に爆破に巻き込まれ、入院。
ハリウッド子役はみんな同じに見えてくる。前作の恋人との間の子供なのか、それとも養子だったか?記憶曖昧。
[内容]
テキサスにある軍施設ではユニソルの実用化に向けて準備を進めていた。制御を人工知能のSETHに任せていた。ところが、予算削減でユニソル計画自体を中止することが軍上層部から伝えられる。それを聞いていたSETHは自己防衛するためにユニソルを使って、軍壊滅に動き出す。
SETHが継続的に行動を続けるためにはリュックが知るコードが必要で、リュックはユニソルに狙われることになるのだった。
[感想]
ユニバーサル・ソルジャー第二弾。人間対ユニソルの構図で描かれる作品。
・前作とのつながりが?
前作の終わり方をあまり覚えていないのが、問題ではあるのだけれど、リュックが人間になっている。娘がいるのも、どうだったかな?と、感じたり、前作最後に一緒になった女性がどんな感じの人だったかなど、ど忘れ。
ただ前作の内容を知らなくても十分に今回の内容に入り込めるものだったからよかった。
・人工知能でも…
今回の構図は、自分の存在が否定されたと感じた人工知能SETHが、自己防衛のためにユニソルを利用するというもの。
そこからユニソルを使って邪魔者を排除する動きになっていく。
人工知能と言うと、自ら人間を排除すべきと言う発想になって攻撃を仕掛けるパターンが多いように思う。しかしこの作品は自分の身に危険を感じたために自己防衛として戦う。これまでのタイプと違う印象で、新鮮だった。
・取材対象と言って付き纏う
SETHの特集か何かで来ていた取材の二人。その最中にユニソルが一人暴走。危険なので、避難するようにと言われてもこの二人は当然帰るわけもなく、その場の様子を撮ろうとする。そしてカメラマンの方が殺されてしまう。それで、このスクープを見届ける権利がある、と言ってリュックにつきまとう。
前作も考えてみると女性記者が仲間をやられて、これではやられ損となってリュックにつきまとうパターン。
これがユニバーサル・ソルジャーで作り出したい世界観なのだろうか。男女の組み合わせで行動させたい、と言う意図なのか。
この非論理的な理由でついて回るエリンってなかなか無謀と感じてしまう。
・格が違いすぎる
ユニソルが動き出し、外で待機していた多数の兵をわずか四人で壊滅状態に持っていく。この圧倒的な差。
そんな戦いの場面で不思議に感じた部分がある。ユニソルが出てきた時に兵達が銃撃する。ユニソル四体仲良く倒れる。それで、兵達が様子を見るために近づいていく。
この展開に違和感。ユニソルがどんなものかを軍内部でも情報共有していないって事なのか?あまりにも無防備に近づいていって、期待を裏切らないやられ方をするものだから、ちょっと吹き出しそうになってしまう。
そんな圧倒的な強さのユニソルを上回る強さのリュック。そして体を得たSETHが一番強い。
リュックとユニソルでどうしてそんなに差があるのか?この疑問は謎のままだった…
・将来的にユニソルはどうなのか?
今回の作品では、ユニソルが完全に悪玉として描かれている。続編があるみたいだけれど、将来的にどこに向かおうとしているのか。無敵の兵隊は、制御不可能だから導入をやめようと言う結論になっていくのだろうかな?
タイトルだけ考えると、ユニバーサル・ソルジャーが活躍するように思えるのに、この作品では悪い方で活躍するのだから、違和感が残った。
リュックは強い、と言う事だけが印象に残る作品だった。
鑑賞日:2022年9月17日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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