映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』AIに支配された未来を変えられるか?シリーズ集大成の予感!
- Dancing Shigeko
- 5月17日
- 読了時間: 4分
更新日:6月8日

こんにちは、Dancing Shigekoです!
本日から先行上映の最新作を観てきました!
今回は映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を紹介します!
[基本情報]
原題:Mission: Impossible – The Final Reckoning
監督:クリストファー・マッカリー
脚本:クリストファー・マッカリー
エリック・ジェンドレセン
原作:『スパイ大作戦』ブルース・ゲラー
製作:トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー
音楽:ローン・バルフ
撮影:フレーザー・タガート
編集:エディ・ハミルトン
製作会社:パラマウント・ピクチャーズ
スカイダンス・メディア
TCプロダクションズ
配給:パラマウント・ピクチャーズ
東和ピクチャーズ
上映時間:169分
[登場人物]
イーサン・ハント:トム・クルーズ
IMFエージェント。
ベンジー・ダン:サイモン・ペッグ
イーサンのチームメイト。コンピュータに強い。
ルーサー・スティッケル:ヴィング・レイムス
イーサンのチームメイト。電気技術などに強い。
グレース:ヘイリー・アトウェル
凄腕泥棒。イーサンと手を組む。
[内容]
世界はAIプログラム「エンティティ」の支配にされつつあった。アメリカ大統領はイーサン・ハントを呼び出し、全世界の命を救うために、彼に今一度任務に就くことを許す。彼の望む環境を用意して、イーサンにエンティティを止めさせにいく。
イーサンはチームをベンジー、グレースらとチームを組んで、エンティティを止めるために必要なものを奪いにいくのだった。
[感想]
ミッション・インポッシブルシリーズ第8弾。AIを阻止するために動く作品。
・難しいことを言っているようで、やりたいことはシンプル
エンティティが何をしようとしているのか、ガブリエルが何をしようとしているのか。なぜイーサンが問題視されるのか、などいろんな外堀が説明されていて、100%理解するのに苦労する。
シンプルに捉えるなら、ガブリエルはエンティティの自分の自由に操れるようにしたい。そのためには制御装置が必要。その装置は北極海の海底に沈んだ潜水艦の中にある。しかもその保管されている倉庫を開けるにはイーサンが奪った鍵が必要。だからガブリエルはイーサンを狙っている。
イーサンはエンティティを破壊したいと考えている。そのためにはネットワークから隔離された場所にプログラムを全て入れる必要がある。AIに勘違いさせるためにウィルスに感染させることを考えている。そのウィルスはルーサーが作った。
と言った大きな流れ。
作戦を実行するためにチームでいろんな役割を持って活動するというのが、このシリーズの特徴と思うのだけれど、この作品はチームで一緒に一つの問題に取り組むという感じ。それぞれが明確な役割を持って行動するのではなく、基本はその場その場で順応するような感じの展開。
それだからなのか、ミッション・インポッシブル感は薄く、どちらかというとイーサン・ハントのアクションショーという印象が残る。
・可能な限り高くへ
シリーズの特徴はどんどん高いところへといくことだったと思っている。この作品ではついに宇宙に行く、と勝手に想像していた。しかし、宇宙にはいかず、海底から、プロペラ機でのチェイス、という設定は、史上最大の高低差だろうか。
全体的なアクションとしては、イーサンの走る場面と距離は少なめ、沈んだ潜水艦の中での捜索、プロペラ機でのエアチェイスあたりが見どころだったか。
・シリーズを終わらせようとしている?
過去のシリーズの場面が断片的に使われている。さらに1で出てきたキャラの再登場もある。なんとなくだけれど、これにてシリーズ完結といった雰囲気を感じた。
イーサンの筋肉美(?)を見せたかったのか。ランニングマシーンや潜水艦からの脱出の時はパンツ一枚になっているなど、トム・クルーズが衰えてしまう前に見納めさせようとしているように感じた。
いつもお決まりの最後にミッションを渡されて終わるということでもなかったし、メンバーとの最後の場面も意味深。
とある人物の録音メッセージも未来は自分の手で作り上げていくのだ、というこれからもそうしていくのだ、という思いを伝える感じ。(どこかバック・トゥ・ザ・フューチャー3の最後を思い出させる)
そんな含みを感じた。
トム・クルーズ版ミッション・インポッシブルはこれで一区切りなのかもしれない、と感じる作品だった。
鑑賞日:2025年5月17日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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