映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
- Dancing Shigeko
- 2023年7月23日
- 読了時間: 4分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回はトム・クルーズ 最新作 映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を紹介します!
[基本情報]
原題:Mission:Impossible - Dead Reckoning Part One
監督:クリストファー・マッカリー
脚本:クリストファー・マッカリー
原作:ブルース・ゲラー『スパイ大作戦』
製作:トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー
デヴィッド・エリソン
ジェイク・マイヤーズ
音楽:ローン・バルフ
撮影:フレーザー・タガート
編集:エディ・ハミルトン
製作会社:スカイダンス・メディア
TCプロダクションズ
配給:パラマウント映画
上映時間:163分
[登場人物]
イーサン・ハント:トム・クルーズ
IMFエージェント。いつも無茶な行動に出て、命令違反ばかり。今回は反逆罪に問われ、追われている。
走りの姿勢の良さが今回も光る。運動能力の高さは今回も健在。
グレース:ヘイリー・アトウェル
謎の窃盗犯。イーサンが狙っていた鍵を奪ったことがきっかけで、謎の組織に追われるようになる。
エージェント・カーターだとは気づかなかった。
ガブリエル:イーサイ・モラレス
鍵を狙う悪人。イーサンとは因縁の関係。
ジョージ・クルーニーのようでそうではない。無表情な感じが印象的。
[内容]
二つ一組で使えるようになる鍵。その片方の鍵を奪ってくるようにと言うのが、イーサンにミッションとして与えられる。その鍵を持っているのは元MI6の諜報員イルサだと言う。彼女から鍵を受け取ることに成功したイーサンは、その鍵の意味が何かを探るためにキトリッジに会いに行く。二つ揃った時に世界を支配することが可能になると言われているその鍵の利用方法を教えてもらえない限り渡せないと言う。その行為が反逆罪と捉えられ、イーサンは国から追われるようになる。
イーサンはルーサー、ベンジーと組んで、その鍵が何のために使われるのかを知るために作戦を取るのだった。
[感想]
イーサンが駆け回り続けて鍵を追う作品。
・アクション満載!
鍵を狙って、とにかく走り回る。同じ鍵を狙うものたち、さらにイーサンが反逆罪で追われる立場になり、複数の組織から追われ、鍵を持ったグレースを追いかける。
その過程で、走り回るイーサン。相変わらず綺麗なフォームで走る。そのフォームが綺麗だからか、とてもスピード感がある。さらにカーチェイス。ドアなしBMWで走り、さらには可愛いフィアットで逃げ回る。これもただのカーチェイスではなく、グレースとの右手とイーサンの左手が手錠で繋がった状態での運転。左ハンドルの海外の車では、イーサンが運転しづらい体勢。一度はグレースに運転させて、イーサンが横に座るとしていたけれど、全てを薙ぎ倒して接近してくる謎の女が運転する車から逃げる時は、イーサンが窮屈な体勢になりながらの運転。小回りを利かせて、ローマ市街を疾走していく。
格闘でも見せる。今回は全体的にイーサンの方が格闘技では相手よりも上に行くことが多く、強さが光る。そして再び走る。狭い通路を右へ左へと全力疾走していく。
予告編でも有名なバイクで崖からのダイブ。列車の上での格闘や、さらに落ちゆく車両からの脱出撃など、とにかく息つく暇なくアクションが続いていく作品だった。
・鍵と学習型人工知能
クラウド上で学習をし始め、意思を持ったとされる人工知能。それを阻止するために必要となる二つの鍵。この鍵はその学習型人工知能のソースコードへアクセスすることができるものだと言う。
クラウド上で学習型の人工知能が暴走する。この脅威を感じさせたのが、イーサンがベニスでグレースを追っていた時。ベンジーから向かうべき進路を教えてもらっていたところを、途中からそれがベンジーに成り代わって、指示を出し始める。グレースから遠くなるようにわざと指示を出して、敵の挟み撃ちに遭うように仕向ける。イーサンは騙されていたことに全く気づけない。
こんなことをされてしまう時代が来ると思うと、末恐ろしい。
・主要人物は四人の女性
イルサが何者かから鍵を奪い、その鍵をグレースが奪う。鍵を奪おうとするガブリエルに仕えている謎の女性。そしてその鍵を買い取ろうとしている武器商人のアラナ。
どの女性も重要な役割を果たしていて、社会の女性の立場の変化を表しているように感じる。男ばかりが中心的だった時代から、世の中の流れが映画の中でも反映されていく。イーサンの後任はグレースで決まりかな?手先の器用さでは、まだイーサンの方が一枚上手のようにも見えたけれど、グレースがここから成長していきそうな感じ。変装をこなし、危機からの脱出にも成功。そしてキトリッジを説得することにも成功して、新たな流れも感じた。
続きが楽しみな作品だった!
鑑賞日:2023年7月23日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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