こんにちは、Dancing Shigekoです!
日中はまだ暑さが残る。汗でシャツが白くなってしまった。
さて、今回は映画『ミッション:インポッシブル3』を紹介します。
[内容]
イーサンの教え子ファリスがオーウェン・デイヴィアンに捕まる。イーサンはその救出のために、マスグレイブから指令を受ける。イーサンはジュリアとの結婚生活で隠居生活を目指していたが、ジュリアに偽って、救出にベルリンに向かう。ファリスを救出できたように見えたが、頭に埋め込まれた爆弾が起動し、ファリスは命を落としてしまう。
そのファリスの追っていたデイヴィアンがバチカンに現れるという情報を手に入れたイーサンはチームでバチカンに潜入してデイヴィアンを誘拐する作戦を立て実行に移す。イーサンがデイヴィアンに変装し、見事に身柄を確保する。IMF本部へ護送中にラビット・フットについて聞き出そうとするが動じないデイヴィアン。アメリカ本土に到着し、護送車で移動中、襲撃に遭ってしまう。そしてデイヴィアンは逃亡。イーサンはジュリアの身の安全を心配し、病院へと向かうが一歩遅く、ジュリアを誘拐したとの連絡をデイヴィアンから受ける。48時間以内にラビット・フットを手に入れて持って来いというデイヴィアンの要求に応じようとするが勝手な行動をしたという事でイーサンはブラッセル局長によって身柄を拘束されてしまう。
マスグレイブはその脱出の手助けをして、イーサンはIMFから抜け出し、上海へ。ラビット・フットを盗み出し、デイヴィアンに会いに行くのだった。しかし、そこで待っていたのはマスグレイブだった。
[感想]
連続してミッション・インポッシブルを見ているとシリーズ感というもののがだいぶ見えて来る。
まずはいつも時間ギリギリ。どのミッションをこなすにも結構ギリギリ。今回ならデイヴィアンをさらう場面。ボディガードが化粧室内での異変に気づき、様子を見に来る場面。すでにイーサンはデイヴィアンと入れ替わって、本人は気絶中。しかし音声データの移植が間に合ってなく、ボディガードが様子を見にきたときに声を出すことができないイーサン。あと何秒というカウントダウンがなされる中、なんとかその場を切り抜けようとこなす場面もある意味、時間ギリギリ。不信感が先行する前に声を出したという当たりがね。さらにデイヴィアンからの指令48時間以内にラビットフットを手に入れ、連絡をせよという場面。ラビットフットを手に入れるために上海に到着したのが3時間ちょっと前。そこからビルへの潜入を行う作戦はわずか12分前。中に入って、タイムリミットまで5分のところでイーサンがビルから脱出して来る。チームと合流して連絡を取ろうとしても携帯が圏外になって、結局、5秒前に連絡が取れるというこのギリギリ感。こういう時間に迫られている感じは常にあるのが一つの特徴。
二つ目は技術を駆使したチームプレイ。個人的には上海でジュリアの場所(ラビットフットの場所)に行くためにベンジーに連絡を入れて、そこへ行くための道順を電話で聴きながら走るシーン。これはフォールアウトでも見られた場面で面白い。遠隔操作を正しくするというね。3では平面的だったためにうまくいった連携も、フォールアウトでは3次元になっていて、ちょっと手強くなっているというのも面白い。変装のためにきちんとデイヴィアンの顔を撮影するために潜入するとか。ゼーンのあのドレスはかなりの服装だった。特に切れ目から目が離せなかった。
シリーズお馴染みの指令を受ける方法も色々。今回は使い捨てカメラ。4は公衆電話とか。フォールアウトはなんだったかな?
そして無理のないアクション。死んでもおかしくなく見える爆撃による吹っ飛ばされるシーンやビルを飛び移るシーン。今回の見せ場はそのビルを振り子で飛び移るシーンだと思うけれど、その直前のビル間の距離、高さを確認して計算しているイーサンの様子も地味に面白かった。
今回はジュリアとの二重生活。バージニア交通局で働いているという設定に、途中でそのパンフレットがIMFにあることを見せていたり、ホームパーティでイーサンが見せる読唇術が、後半のIMFで拘束されていてマスグレイブと話をするときにも再び役立ってみたりと。前半で出てきた仕掛けが地味に後半でも繋がっているという細工がこの作品では面白みを増す部分だったように思う。
最後にデイヴィアンは雑草と言うマスグレイブ。雑草はいくら処理してもすぐに次が生えて来ると言うのが、ある意味物事の真相を捉えているようにも思えて意味深な場面だったね。毎回、裏切り者がいると言う意味ではシリーズ通じて共通している部分かもしれない。
今回チームを組んでいたゼーンやデクランのその後は気になる部分。お馴染みにルーサー、ベンジーはその後も出て来るのだけれど。
二回見るとだいぶ理解が深まるような気がする。
鑑賞日:2018年8月25日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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