こんにちは、Dancing Shigekoです!
昨日公開、久しぶりのMCU作品!
今回は映画『マーベルズ』を紹介します!
[基本情報]
原題:The Marvels
監督:ニア・ダコスタ
脚本:ミーガン・マクドネル
原作:マーベル・コミックス
製作:ケヴィン・ファイギ
音楽:ローラ・カープマン
撮影:ショーン・ボビット
製作会社:マーベル・スタジオ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
上映時間:105分
[登場人物]
キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル:ブリー・ラーソン
アンベンジャーズのメンバー。
モニカ・ランボー:テヨナ・パリス
キャロルはモニカの母マリアと親しく、おばさんと慕っていた。
カマラ・カーン/ミズ・マーベル:イマン・ヴァラーニ
キャプテン・マーベルに憧れる高校生。祖母からもらったバングルで光を形にする力を持っている。
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
アベンジャーズを率いていた。
[内容]
惑星ハラを救うためにダー=ベンが魔法のバングルを探していた。片方手に入れて、その力で惑星を侵略していく。
ダー=ベンがバングルを手に入れたタイミングで時空が歪み、キャロルとモニカとカマラが連携し、場所が入れ替わる不思議な状況が出来上がっていた。その力を使ってダー=ベンを阻止しにいくのだった。
[感想]
キャプテン・マーベルが力を合わせて世界を救う作品。
・どうなっている?瞬間移動
キャプテン・マーベルとモニカ、カマラが腕を振った拍子か何かで場所が瞬間的に入れ替わる。初めてそのエネルギーが発動した時は、3人とも別々の場所にいて、カマラは微妙にキャプテン・マーベルと服装が似ていて、誰がどこに行ったのか、よくわからない。何かドタバタって感じ。
モニカが体が透明になる能力を持っていたり、カマラが光をモノに型作る力を持っていたり、誰がどんな力を使っているのかも、あまりのも展開が早すぎて。やや混乱。
水の惑星に行った時には3人がその力を練習して使いこなすようになっていて、連携をとりながら場所を入れ替わっていく。でも、見ている方には誰がどこに行ったのか、あまりにも激しく移動して行って、見どころなはずなのだけれど、どうもはちゃめちゃって感じに思えた。
・見どころは猫
どちらかというと、見どころ(というか印象に残ったのは)、フューリーたちがいた宇宙研究施設が停電してしまい、脱出が必要となった時の場面。脱出ポッドは15機、一台10人乗れる。しかしそこの施設には350人はいると言う。全員は助け出せない状況になっている。
そこに猫も増殖中で大混乱の施設の中で、フューリーは猫を集めさせる。さらに猫に研究員たちを飲み込ませる。猫に飲み込ませて、体積を減らして脱出しようとしていると言って、研究員たちに飲み込まれるように指示させる。それでも逃げ惑う研究員たち。追いかける猫軍団。どんどん食っていく(飲み込んでいく)。
そして最終的には猫だけが脱出ポッドに入れられて出発させる。脱出ポッドが動き出した後に無重力状態になって猫がフワーッと飛び上がっていく。その場面が地味に印象に残ったか。
・ややパンチに欠ける?
全体を通じては、ストーリーが薄いというか、見せ方があっち行ってこっちいって、という感じだからか、なぜかミュージカル調に話す人が住む惑星に行ってみたり、宇宙に時空の穴が出来上がって、惑星がそこに吸収され始めたりと、いろんなことが起きているものの、どこかパンチに欠けるような印象が残る。
カマラの家族の存在がややうるさく感じさせるのか、カマラ自身のノリが緊迫感を欠けさせるのか、キャプテン・マーベルの圧倒的な強さが光る、と言った感じでもなかったし。これは単にMCU作品が全体的にマンネリ化しているという表れだけなのかもしれないけれど。なんとなく響く場所が少なかった。
見終わった後に、微妙な感じのモヤが残った作品だった。
鑑賞日:2023年11月11日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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