こんにちは、Dancing Shigekoです!
体型などに言及した広告に批判が集まり始めているよう。世論か力を持ってきている印象を受ける。
さて、今回は映画『マイ・スパイ』を紹介します!
[基本情報]
原題:MY SPY
監督:ピーター・シーガル
脚本:エリック・ホーバー / ジョン・ホーバー
製作:クリス・ベンダー / ジェイク・ワイナー / デイヴ・バウティスタ
ピーター・シーガル / ロバート・シモンズ / ジジ・プリッツカー
製作総指揮:エリック・ホーバー / ジョン・ホーバー / マイケル・フリン
製作会社:MWMスタジオズ / STXfilms
配給:Roadshow Films
上映時間:99分
[登場人物]
JJ:デイヴ・バウティスタ
元陸軍レンジャー。今はCIA。筋肉派。
ソフィー:クロエ・コールマン
JJが監視する家庭の女の子。9歳児。
ボビー:クリステン・シャール
CIAのIT担当。
ケイト:パリさ・フィッツ=ヘンリー
JJが監視する女性。
[内容]
JJは潜入捜査でウクライナ チェルノブイリの核の取引現場にいた。しかし身元がバレてしまい、作戦は失敗。
チェルノブイリから逃げてテロメンバーが核爆弾の設計図を取引きする動きがあり、標的が接触する可能性のある家族を監視する任務がJJに与えられる。IT担当のボビーと一緒にシカゴに飛び、早速ターゲットの家を監視し始める。
しかし、ターゲット家庭の女の子ソフィーが監視カメラの存在に気づき、JJたちに接触。彼らの会話を動画撮影していた。それを弱みにして、ソフィーはJJにスケートに付き合わせる。
その日以来、ソフィはことあるごとにJJを利用するようになっていく。やがてソフィの母ケイトともJJは親しい関係になっていく。
その頃、ベルリンでCIAが追っていたテロ犯は爆死。それに伴い、JJのミッションは中止される。そしてターゲットと親密な関係になるという規律違反を犯したため、CIAをクビになる。
片付けのために、シカゴに戻ったJJだったが。。
[感想]
CIA JJが監視対象の家庭の女の子と絆を深めていく作品。
・子供と絡むと動きがコミカル
JJはしっかりしていていそうで、ちょっとドジ。そこに女の子が絡んでくる。そのやりとりが結構笑える。何度も”クスッ”と笑える場所があった。子供が絡むと、構成が幼くなる展開のものもあるけれど、この作品はそんなことはなく、全体を通しても、結構楽しめる展開だった。つい笑える場面と、それでいて、家を留守にしがちな家庭の子供の心境などを描写していて、コミカルでありながら、子供との向き合い方を考えさせる展開だった。
・JJとソフィの関係が面白い
JJは最初、ソフィに脅迫されているから、仕方なく彼女の望みを叶える。その後ものソフィがわざと水道管を緩めて、流しの水が漏れるようにして、JJがくるように仕向けてみたりする。そのうち、動画を撮られたということを関係なしに、ソフィに会いにいくことが増えていく。走行しているうちに、JJの心の内が見えてくる。人と接するのが苦手だったJJが、また人との交流を楽しむようになっていく。
ソフィも転校したばかりでみんなにいじめられていたのが、JJをスペシャルデーに連れて行ったことがきっかけで友達ができる。この時のJJの行動も印象的だった。最初、自分のことをあまり話さないようにしていた。ところがその様子を見て、ソフィを小馬鹿にする同級生。JJはソフィが居心地悪そうにしていたのを見て、自分の仕事がCIAだとバラしてしまう。そうやってお互いの心のうちに入っていく感じがよかった。
・シカゴのシアーズタワー、高架を走る列車
舞台はシカゴ。他のCIAはパリ、ベルリンと行く。ヨーロッパとシカゴの景色の違いは一目でわかる。エッフェル塔が出てきたら、それだけでパリだとわかるのだけれど、それ以外にもヨーロッパとシカゴでは違う。
シカゴの全景が見える場面がある。その中にシアーズタワーが見える。昔、訪れたことのあるシカゴ。その時に登ったシアーズタワー。それ以来、シカゴと言えば、シアーズタワーと思うくらいにお気に入りの建物。その姿が見えるのは嬉しいもの。
そしてもう一つ忘れてはいけないのが高架を走る列車。これもいかにもシカゴ。こちらの場面はERを思い出させる。シカゴの場面に懐かしさを感じた。
・一番印象に残ったのは…
JJがケイトと食事に出かけることになる。そのことを知ったソフィが、どんなところで食事をするのかとJJに質問する。するとJJはダンスのできるところで食事と答える。ソフィはダンスができるのかと聞くと、奇妙なダンスを見せる。その滑稽なダンスを見て思わず吹き出してしまった。かなり予想外のダンスでよかった。その場面が、エンドクレジットの時にも再び出てきて、ますます印象深い場面となった。
鑑賞日:2021年12月2日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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