映画『フォールガイ』体を張って!
- Dancing Shigeko
- 2月9日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
どこに落ちる?
今回は映画『フォールガイ』を紹介します!
[基本情報]
原題:The Fall Guy
監督:デヴィッド・リーチ
脚本:ドリュー・ピアース
原作:グレン・A・ラーソン『俺たち賞金稼ぎ‼︎フォール・ガイ』
製作:デヴィッド・リーチ
ライアン・ゴズリング
ケリー・マコーミック
外モン・キャサディ
製作総指揮:ドリュー・ピアース
ジェフ・シェイヴィッツ
グレン・A・ラーソン
音楽:ドミニク・ルイス
撮影:ジョナサン・セラ
編集:エリザベット・ロナルズ・ドッティル
製作会社:87ノース・プロダクションズ
エンターテイメント・360
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
上映時間:126分
[登場人物]
コルト:ライアン・ゴズリング
トム・ライダーのスタント。大怪我をして、一線から離れる。
ジョディ:エミリー・ブラント
カメラオペレータから監督に抜擢される。コルトが大怪我をする前までは交際していた。
[内容]
コルトは一流のスタントマン。トム・ライダーの作品のスタントをこなしてきていた。ある撮影の時に3階から落下場面で大怪我をしてコイルはスタントをやめてしまう。
それから18ヶ月。製作者のゲイルから連絡がコルトに入る。コルトの元恋人だったジョディが初の監督をしている作品のスタントに代理で入って欲しいという。彼はジョディが監督と聞いてすぐさまオーストラリア・シドニーへと飛んでいく。そして撮影に参加。
撮影の合間に、コルトはゲイルから相談を受ける。トムが失踪したと言う。彼を見つけ出してきて欲しいと言うのだ。コルトはトム探しを始めると、何者かに狙われるようになるのだった。
[感想]
スタントを主人公にした作品。
・スタントで体を張る
コルトがトムとゲイルのやり取りの結果、再撮影をすることになる。3階くらいの高さから背中方向で落ちて行くという場面。最初のこの場面が印象的。スタントというのは、落下するような場面でまったく恐怖心を見せない。
指定の場所に移動していって、さっさとロープのセット。そして一息つく事もなく、一気に撮影へと挑む。スタントというのは、かなり強い精神力を持ち合わせていると感じる。万が一が起きる、ということはあまり意識していなさそうだった。
映画を作り上げて行く時に、スタントの存在が大事なのを痛感。
・アクション満載
主人公がスタントだから、と言うわけではないけれど、常に体を張る展開だったように思う。特に印象的だったのは、ジョディにカラオケに誘われて行くつもりでいたところ、ゲイルから別の用事を頼まれて、仕方なくその用事を済ませに行く。するとトラブルに巻き込まれて、トラックに乗っての格闘。ジェットスキーのような状態で車についていく。そのカーアクション(カーでのアクション)や、撮影現場でカメラカーのカメラのアームに捕まって移動していく場面。
ヘリにぶら下がってる状態からヘリの中へと飛び込んでいくアクションなど、多岐にわたってアクション。これらのスタントはライアン・ゴズリングのスタントが演じていた、ということだろうか。
・心に響く
SFラブロマンストーリーを撮る様子を通じて、ジョディとコルトの関係を描写していく。後半、コルトが死を覚悟して、ジョディに自分がいなくなった時の心境を語る。その場面が印象的。ジョディもその言葉を聞いて、決してコルトを否定するわけではなく、そう思っていたのなら言ってくれたらよかったのに、と受け入れている。
とてもベタな展開ではあるものの、非常に印象的。
スタントという視点で映画を捉えると、映画が違った印象を与えるようになる。映画を作り上げるためにスタントが重要なのを感じる作品だった。
鑑賞日:2025年2月9日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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