こんにちは、Dancing Shigekoです!
旧三洋電機住道工場の土地が売却される。日本の電気メーカーが世界で生き残るには何が必要なのか。
今回は映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』を紹介します!
[基本情報]
原題:Percy Jackson: Sea of Monsters
監督:トール・フロイデンタール
脚本:マーク・グッゲンハイム
原作:リック・リオーダン『魔海の冒険』
製作:マイケル・バーナサン / カレン・ローゼンフェルト / クリス・コロンバス
製作総指揮:マーク・モーガン
製作会社:フォックス2000ピクチャーズ / 1492ピクチャーズ
サンズウェプト・エンターテイメント
配給:20世紀フォックス
上映時間:107分
[登場人物]
パーシー・ジャクソン:ローガン・ラーマン
ポセイドンと人間の子、デミゴッド。
アナベス・チェイス:アレクサンドラ・ダダリオ
アテネと人間の子
タイソン:ダグラス・スミス
ポセイドンとキュロプスの子。一つ目で、パーシーのことを兄弟と呼ぶ。
クラリサ・ラ・ルー:レヴェン・ランビン
闘神アレスの娘。
グローバー:ブランドン・T・ジャクソン
サテュロス。
ルーク・キャステラン:ジェイク・アベル
ヘルメスの息子。神に憎しみを抱く。
[内容]
ゼウスの子タレイアはハーフ訓練所を直前にキュロプスの攻撃で命を落とす。彼女の死を無駄にしないように神は彼女にバリアの力を与えた。
それから数年の年月が過ぎて、タレリアの木が毒によって死の危機に追いやられる。バリアがなくなりハーフ訓練所も危険にさらされていた。その毒から治すために、魔法の羊布を探しに、クラリサが先陣を切って旅立つ。
黙って見ていられないパーシーもまた、アナベス、グローバーとともに出発する。そこにはポセイドンの息子だというタイソンも一緒にいた。
そこにはもう一人、魔法の羊布を狙うものがいた。それは魔王クロノスの復活を願うルーク。彼もまた、パーシーらの妨害をしながら、先を目指すのだった。
[感想]
パーシー・ジャクソンの第2弾。
・クエスト的な冒険の一作目とは異なり、一つの目的地を目指す冒険
前作は3箇所でそれぞれの中ボス的な相手を片付けて、次のステージに向かうという展開。一つ一つがクエストになっている感じだったのに対して、本作品は一つの冒険という印象。森から海に出て、海から陸に降り立つ。そこの地下で目的の品を手に入れる。と言った感じで一連の流れ。途中、クラーケンのような海中生物に飲み込まれるようなトラブルもあるけれど、基本的には目的地に向かって進んでいくという構成で、前作とは違った見どころがあったように感じる。
・中でも大海原をいく海馬
その冒険の中で特に印象的だったのは、ルークたちの船を追いかける時の海馬。パーシーが助けを求めると、遠くから高速で海の中をかけてやってくる。馬のようで幻想的な色使いの海馬が、颯爽と海の中を移動していく。背中に乗っている三人をふり音するのではないか、と思うくらいの勢いで進んでいく。
この海馬以外にも、モンスターが何種類か登場して、冒険という感じが強かった。
・タイソンとパーシーの兄弟愛を淡白に描く
片目のキュロプスが突如、自分の兄弟だと知らされて戸惑うパーシー。これまで仲間がいなくて、仲間を発見できたことを喜ぶタイソン。この温度差がずっと続いていたのだけれど、ルークの放ったボーガンをタイソンがパーシーの代わりに受けて、谷底に落ちていったのがきっかけで、パーシーは彼の兄弟愛に気づく。そして一度も兄弟と呼ばなかったことに後悔する。
ところが、クロノスの復活を目前にルークとの戦いで劣勢のパーシーをタイソンが救う。そして二人の結束が高まり、最後にはサングラスをかけるタイソンにもう必要ないと言う関係にまでなる。兄弟愛が淡々と描かれていたように感じる。
淡白といえば、最強の魔王のはずのクロノスが結構あっさりと倒されていた。全体的に一つ一つのイベントは淡白に過ぎ去っていったように感じる。
・印象に残った場面は…
三人の目なしおばさんドライバーが運転するタクシーの場面が印象的。三人のやりとりがコミカルと言う部分もあるけれど、どこかテイストがハリー・ポッターの2階建てバスを思わせる。特に木を避けるために真ん中から二つに分かれて、木を避ける場面。パーシーが真ん中で両方の車両に捕まった状態になっていて、そのまま行ったら普通にぶつかるようなことをしているお茶目な動きが笑えた。
無銭乗車だと分かって、三人をマンハッタンで下ろしていって、それでおしまいなのかと思ったら、後半にも登場して、存在感抜群の三人組だった。ハリポタのようなゴーストバスターズのような愛着が湧く存在だった。
続編がありそうな終わり方の二作目だった。
鑑賞日:2021年11月29日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments