こんにちは、Dancing Shigekoです!
明日は何を見よう?
今回は映画『パッセンジャーズ』を紹介します!
[基本情報]
原題:Passengers
監督:ロドリゴ・ガルシア
脚本:ロニー・クリステンセン
製作:ケリー・セリグ
マシュー・ロードス
ジャド・ペイン
ジュリー・リン
製作総指揮:ジョー・ドレイク
ネイサン・カヘイン
音楽:エドワード・シェアマー
撮影:イゴール・ジャデュー・リロ
編集:トム・ノーブル
製作会社:マンデート・ピクチャーズ
配給:トライスターピクチャーズ
上映時間:93分
[登場人物]
クレア・サマーズ:アン・ハサウェイ
セラピスト。飛行機事故の生存者とグループディスカッションをして、心の傷を癒そうと努める。
エリックとの関係が深くなっていかないように気をつけているのが伝わってくる。
エリック・クラーク:パトリック・ウィルソン
飛行機事故の生存者の一人。グループディスカッションを拒み、戸別訪問を望む。
クレアと出会った時の格好がどうにも印象的。
アーキン:デヴィッド・モース
航空会社のスタッフ。クレアに事故原因を問われ、ムキになる。
意味深な存在。
[内容]
墜落事故が発生する。クレアは墜落事故の生存者のセラピーを行う。生存者とグループセラピーを行うが、エリックは一人だけ参加を拒否する。クレアはエリックとは戸別でセラピーを行う。
生存者が元の生活を取り戻せるようにセラピーを続けていくが、日に日にグループセラピーに参加する人が減っていくのだった。
[感想]
飛行機墜落事故の生存者のセラピーを担当するクレアが不可解な出来事に巻き込まれていく作品。
・結末を知って鑑賞する2回目
この作品、鑑賞するのは2回目。1回目に鑑賞したのがいつだったのか、どうやら感想が残っていない。しかし、結末はしっかりと記憶に残っている。この作品、最後に秘密が明かされるタイプの作品。その結末を知ってしまうと、1回目の楽しみ方が微妙になってしまうため、その部分にはこの感想では触れないようにする。
ただその結末を知って2回目を鑑賞すると、いろんな部分で思うところが出てくる。その思う部分というのを踏まえてみていると、なるほどって感じ。
・墜落事故現場に一人の男性
場面は飛行機の中の場面から、直後、墜落した飛行機のそばを歩く一人の男性の場面へと移る。どうやら墜落事故が起きた。その乗客が生き残った、ということが分かる。その生き残った人物はエリック。クレアが会いに行くと、陽気な感じで、もう大丈夫という気配を出している。その時の格好は、どうにも印象的。なぜか全裸。かろうじて診察用の服を太ももに置いていて、全部が見えない程度の状態。女性のセラピストが来ても動揺することなく、普通に会話をしているのがどうにも印象的。
・セラピストと患者の関係から
クレアはそのエリックとセラピストと患者の関係を超えないように気をつけている。それでも戸別訪問して、話を聞いていたら、大人の男女が一つの空間でしばらくいたら、勘違いはしてしまうものなのかもしれない。エリックが誘惑する視線を送っているという感じではないのだけれど、徐々にクレアの心が動いていくのが見てとれる。
セラピストと患者が一線を超えてしまう。そういうことって日常であるものなのか。こういった異常環境だったら起こるのかもしれない。という点で、本来戸別訪問とかは避けるのかもしれない。どうしているのだろうか。
・すべてが明らかになる時
一体何が起きたのかは、詳細を触れるのはネタバレになることとネタバレ状態で見たのでは、この作品を十分に楽しめないという点から、触れないのだけれど、後半に待ち構えている展開は結構、衝撃。それまでに消えていった人々の意味もつながり、軽いショックを受けた。
・そのメッセージ
そして印象的な場面は全てが明かされた後にも待機している。とある人物が手紙を読む場面があるのだけれど、その内容が心に響く。そのメッセージを読んだ時の反応が、また印象的で、少しばかり涙が込み上げてくる瞬間だった。
ただ一言、見たことのない方はぜひ見てほしい作品。
鑑賞日:2022年9月24日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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