こんにちは、Dancing Shigekoです!
1月最後の土日になった。今週も充実した週末を過ごしたい。
今回は映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』を紹介します!
[基本情報]
原題:Resident Evil: Welcome to Raccoon City
監督:ヨハネス・ロバーツ
脚本:ヨハネス・ロバーツ
原作:カプコン『バイオハザード』
製作:マルティン・モスコヴィッツ / ジェームズ・ハリス / ハートリー・ゴーレンスタイン / ロバート・クルツァー
製作総指揮:ヴィクター・ハディダ / アレックス・チャン
製作会社:スクリーン・ジェムズ / コンスタンティン・フィルム / フィズ・ファシリティ / ティー・ショップ・アンド・フィルム・カンパニー
配給:ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
上映時間:107分
[登場人物]
クレア・レッドフィールド:カヤ・スコデラリオ
ラクーンシティの養護施設で育つ。5年間ラクーンシティを離れていたが異変を知り戻ってきた。
クリス・レッドフィールド:ロビー・アメル
ラクーン市警官でS.T.A.R.S.アルファチームの隊員。クレアの兄。
ジル・バレンタイン:ハナ・ジョン=カーメン
ラクーン市警官でS.T.A.R.S.アルファチームの隊員。
レオン・S・ケネディ:アヴァン・ジョーギア
ラクーン市警官。新人で夜の受付を任される。
アルバート・ウェスカー:トム・ホッパー
ラクーン市警官でS.T.A.R.S.アルファチームの隊長。何か隠し事をしている。
ウィリアム・パーキン:ニール・マクドノー
アンブレラ社の研究者。
[内容]
ラクーンシティで異変が起きていると分かってクレアは5年ぶりに戻ってきた。クリスに会いに来ていたが、冷たくあしらわれる。クリスがラクーンシティ警察署へ出かけていった直後、アンブレラ社の警報が街に鳴り響く。緊急事態が発生したという。
警察署では、屋敷に様子を見にいった二人の警官と連絡が取れないということで、クリスを含むアルファチームが応援に行くことになっていた。署長は身の安全のため、レオンは一人残し、留守番をしていた。そこにタンクローリーが横転して、中から燃え盛る人が入ってくる。危機一髪のところを戻ってきた署長に救われる。
さらにクレアが警察署に現れ、三人はヘリで逃げるためにアルファチームのいる屋敷を目指す。クレアとクリスが育った養護施設に隠し通路があり、そこから屋敷に行けるというのだった。
その頃、屋敷ではクリス、ジル、ウェスカーらが中を捜索していたが、人肉を貪る研究服の人に襲われているのだった。
[感想]
バイオハザード1&2が劇場に戻ってきたと感じる作品。
・二つのストーリーが融合していく
ゲームのバイオハザード1と2のストーリーが融合した展開が、なんと言っても嬉しい。どちらもゲームで遊んだことがあるため、ゲームの記憶と少しずつリンクしていくのが良かった。
ウェスカーがピアノを弾く場面、クリスがラクーンシティ警察署から出発していく場面、そして何よりもクリスとリチャードが最初に見かけるゾンビ。ムシャムシャと先発できていた警官を貪っているゾンビが振り返る場面は、バイオハザードの代表的な場面。
面白いのはゲームでは1と2でそれぞれ別でエンディングを迎えたのが、この作品では同じ時系列で進んでいるところ。
馴染みの人物が続々と登場。クリス、ジルのS.T.A.R.S.メンバー。クレアとレオンの警察署からの脱出メンバー。この辺りが死ぬことはないのだろうという安心感があったのも良かった。
・馴染みのモンスターも次々と
目の色が変わったクロウや、ケルベロス。ケルベロスになった背景が描かれているあたりは映画オリジナル。そしてハンターに、Gウィルスを注入したウィリアム。その形がゲーム版にそっくりで懐かしさがいっぱい。
明らかに続編がありそうな結末に、次はタイラントの登場に期待してしまう。
・ラクーンシティの屋敷が再現される
バイオハザード1の舞台となった屋敷が再現されているのが嬉しい。もう一つはバイオハザード2のラクーンシティ警察署。ゲームの中の世界がそのまま実写化された。そう思わせてくれる見せ方が実によかった。
・一番印象に残った場面は…
バイオハザードと言えば、ジャンルはホラー。ホラーのお決まりは”ドキッ”とする場面。この作品でも何度となくドキッとさせられた。新たなクリーチャーが現れるたびにドキッとさせられていたように思う。
ただ一般的なホラー映画に比べて、そう言ったびっくりさせる緊迫感よりも、内容を重視されていてホラー映画の中ではアクションというかサスペンスに近いジャンルだったと感じている。そういう見せ方が、印象的。一番印象に残った場面というよりも、印象に残ったこと。
場面で言うと、レオンのダメダメ感が印象的。警察署の受付にいるように言われて、受付の椅子に座っているレオン。ヘッドセットをして、完全に外の音が聞こえない状態になっている。そこにタンクローリーが突っ込んでくる。それでも気付かない。と言うレオンの鈍さがとても印象的だった。
・自分だったらその時どうしたか…
クレアの子供の頃の場面。養護施設での生活が描かれる。夜中にはっと目が覚めると自分のことを見ている人の影がある。クリスにそのことを伝えても、気のせいだと言われるがクレアは気にする。そしてベッドから抜け出して様子を見にいく。
この場面、自分だったらもっと毛布にくるまって周りが見えないようにして寝て過ごしたように思う。そこを怖いもの知らずで、夜中の施設内に探索するクレアは、この頃から強靭な精神を持っていたのだと感じた。
ラクーンシティにやってきたと感じる作品だった。
鑑賞日:2022年1月28日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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