こんにちは、Dancing Shigekoです!
中身が全く想像できない作品。
今回は映画『ハモンハモン』を紹介します!
[基本情報]
原題:Jason,jamon
監督:ビガス・ルナ
脚本:ビガス・ルナ
キュカ・カルナス
製作:アンドレス・ビセンテ・ゴメス
音楽:ニコラ・ピオヴァーニ
撮影:ホセ・ルイス・アルカイネ
編集:テレサ・フォン
製作会社:ローラ・フィルムス
オヴィデオ・TV
配給:アルシネテラン=シネマテン
上映時間:93分
[登場人物]
シルヴィア:ペネロペ・クルス
下着工場で働く女性。ホセの子供を妊娠する。
カルメン:アンナ・ガリエナ
シルヴィアの母でバーで働いている。
ホセ・ルイス:ジョルディ・モリャ
シルヴィアの恋人。
コンチータ:ステファニア・サンドレッリ
ホセの母。
ラウル:ハビエル・バルデム
ハムの配達員。コンチータにホセからシルヴィアを離すように頼まれる。
マヌエル:フアン・ディエゴ
下着メーカーの社長でホセの父。
[内容]
シルヴィアがホセの子を妊娠する。ホセは彼女と結婚すると宣言。親に紹介しようとするが、母親の猛反対を受けて聞いてもらえずにいた。
ホセの母コンチータはラウルを雇って、シルヴィアを口説き落としてホセから離すように依頼していた。ラウルはシルヴィアに迫っていくのだった。
[感想]
登場人物同士が関係を持っていく作品。
・どうしてそうなるの?
シルヴィアがホセの子供を妊娠したと言う。それでそのまま結婚する作品なのか、と思いきやそうはいかない。ホセの両親(特に母親)はシルヴィアはあばずれ女の子供だから、シルヴィア自身もあばずれと思っている。そんな女はホセに相応しくないと思っている。
それでどうやってシルヴィアを遠ざけようとするかというとラウルの登場。ラウルにシルヴィアを口説きおとせと命じる展開。
そこまでだったらよかったのだけれど、そのあとが次々と不可解な展開。
・情熱の国だから?
ホセがシルヴィアの母カルメンと関係を持ち、ラウルはコンチータと関係を持つ。コンチータはラウルにもうシルヴィアに近づく必要はないと命じる。次々と平気に関係を持っていく謎の展開。
これが情熱の国スペインの作品だからなのか、なぜそうなってしまうのか?
そして一番最後にとうとうホセの父親までもが手を出す展開。なぜ?疑問がたくさん残る不思議な展開。
偏見かもしれないけれど、きっとスペインは情熱の国なのだろうと思った。
・どちらの言語も使いこなす
内容が気になる以前に、ペネロペ・クルスがスペイン語を普通に話していたのが印象的。彼女がスペイン人と言うのは、この作品を見た後の調べて知ったことだとして、アメリカ人ではないのは知っていた。
それでもハリウッド映画に出演して、自然な英語を話している。日本人に比べ、欧州の人たちにとっての英語の方が、まだ第2外国語として定着しているのだな、と感じる。
いろんな言語を使いこなせるのはいいものだ、と改めて感じた。スペイン語の勉強も進めている今の自分にとって、この作品を将来また見たら、もっと理解できるようになっているのか?そういう観点の使い方をしたい作品。
情熱の国スペインらしい?と感じる作品だった。
鑑賞日:2024年6月30日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Komentáře