こんにちは、Dancing Shigekoです!
歴史の1ページを体験してみる。
今回は映画『ナポレオン』を紹介します!
[基本情報]
原題:Napoleon
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・スカルパ
リドリー・スコット
製作:リドリー・スコット
ケヴィン・J・ウォルシュ
マーク・ハッファム
ホアキン・フェニックス
製作総指揮:レイモンド・カーク
エイダン・エリオット
マイケル・プラス
製作会社:アップル・スタジオ
スコット・フリー・プロダクション
配給:ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
上映時間:158分
[登場人物]
ナポレオン・ボナパルト:ホアキン・フェニックス
フランスの軍人。
ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ:ヴァネッサ・カービー
ナポレオンと結婚する。
[内容]
フランス革命直後、恐怖政権が続くフランスに一人の将軍が成果を残し、出世していく。その男の名はナポレオン。戦場で冷静な指揮をとっていたナポレオンはジョセフィーヌに一目惚れし、彼女と結婚をする。
ジョセフィーヌを愛しつつ、戦場で次々と戦果を残していくナポレオンだったが、子供が生まれないことを理由に離婚。徐々に運気に変化が訪れるのだった。
[感想]
歴史上の英雄ナポレオンを描く作品。
・馬に乗ってサーベルを掲げるナポレオン
ナポレオンと言ったら、前足を上げた白馬にまたがってサーベルを掲げている姿というイメージ。しかし、劇中、そのような場面はなかったように思う。
と思って振り返ってみると、実は一箇所、そのような場面があったとも言える。かなり前半。港町奪還の作戦の際にナポレオンが白馬にまたがって夜襲の指揮をとって突撃していく。ところがイギリス軍が応戦してくる。その砲弾がナポレオンの馬に当たって、馬がのけぞって倒れる場面がある。
その場面が、もしかしたら自分の中のイメージしているナポレオン像と同じ絵なのかもって思う。そう思って、もう一回見たら、絵と一緒?と思えたかもしれない。
もう一点、ナポレオンといえばのイメージがある。それは横に広い帽子に一部穴が空いているイメージ。帽子は終始被っていて、いかにもナポレオンという感じ。さらにとある戦いの時に銃弾が帽子を貫通して行って、穴が空く。その帽子のイメージはなんとなく見たことがあるような印象があって、共感が湧く場面だった。
・愛妻家であり、愛妻家に見えない表情
ナポレオンと言うと、戦いに明け暮れていた軍人?と言うイメージ。(ナポレオンの伝記を読んだわけではないので実際は知らない)
しかし、意外にも女性に一目惚れして、無表情なりに愛情をたっぷりな感じ。ホアキン・フェニックスの表情がそうだっただけなのか?もっと感情溢れる人物だったのか。
妻の浮気のために戦場から飛び帰っていったと言うエピソードは驚き。戦場からこまめに手紙を送っているという筆まめな性格にも意外性がある。もっと粗野で野蛮で、とにかく戦うことに明け暮れているだけの人だと思っていただけに、違うイメージを持つことができる作品だった。
ナポレオンの伝記を手に取ってみようかな、と思うようになれた。
・自らも突撃していく
どちらかというと、ナポレオンと言えば、戦場の中を駆け回っていく感じ。
そして本作品中でも港町での戦いや、イギリス・オーストリア、ロシアの三国連合との戦いなどでも自ら戦線へと乗り込んでいく。あまり切れ味抜群と言う感じではなく、運良く相手の攻撃が当たっていない。その辺りの描写を見ていると強運の持ち主だったのかもしれないと感じる。
自分の中のナポレオン像とだいぶイメージが違った作品だった。
鑑賞日:2023年12月1日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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