こんにちは、Dancing Shigekoです!
御伽噺系だろうか?
今回は映画『ドリームランド』を紹介します!
[基本情報]
原題:Dreamland
監督:マイルズ・ジョリス=ペイラフィット
脚本:ニコラース・ツヴァルト
製作:トム・アッカーリー
リアン・ケイヒル
マーゴット・ロビー
ブライアン・カヴァナー=ジョーンズ
製作総指揮:フレッド・バーガー
ブラッド・ファインスタイン
デヴィッド・ジェンドロン
ウィル・グリーンフィールド
ジョセフ・イングラシア
アリ・ジャザイェリ
クウェク・マンデラ
ブラッドリー・ビルツ
イムラン・シディック
ナレーター:ローラ・カーク
製作会社:オートマティック
ロムルス・エンターテイメント
ラッキーチャップ・エンターテイメント
配給:ヴァーティカル・エンターテイメント
上映時間:101分
[登場人物]
アリソン・ウェルズ:マーゴット・ロビー
銀行強盗。テキサスの田舎町に逃げてくる。
ユージン・エヴァンス:フィン・コール
納屋を見に行くとそこにアリソンがいる。そして彼女を匿うようになる。
ジョージ・エヴァンス:トラヴィス・フィメル
ユージンの義理の父。
[内容]
テキサス州の田舎町に住んでいるユージン。いつか実父のいるメキシコに行きたいと思っていた。そんな中、近くで発生した銀行強盗事件の犯人アリソン・ウェルズを見つけた人には賞金1万ドルが得られると聞いて、友人のジョーと探しに出る。しかし見つけられずに家に帰る。
用事があって納屋へ行くとそこにアリソンがいるのだった。
[感想]
一人の青年が強盗で指名手配されている女性アリソンに恋をする作品。
・夢を追って訪れた土地
その昔、肥沃な土地を求めてテキサスに移住してきた人たちがいる。彼らが夢を追ってやってきた土地という意味で、本作品のタイトルはドリームランドなのかもしれない。
ところが映画の内容自体は、あまり夢の土地ではない。テキサスで過ごす青年が巻き込まれた事件?を描いているのであって、あまり夢とは関係ないように感じた。
それともメキシコのことを夢の土地と言っていたのか?
アリソンは逃亡先をメキシコを考え、ユージンはいつか実父に会いたいというのでメキシコに行きたいと考えていた。そこには海があり、緑がある。テキサスとは全く違った景色が広がっている、というのをドリームランドとして描いていたのだろうか。
どっちだったのだろうか。もしかして私は、その部分を最後まで掴みきれていなかったということだろうか。
・まんまと騙された
ユージンが納屋に入っていくとそこにアリソンがいる。そして彼女の言葉にまんまと騙される。もう少し警戒しても良かったのではないか?巷の噂では、彼女が女の子を殺したと言っている。そもそも銀行強盗をしたこと自体は事実だと認めている。
なぜそんな犯罪者の言うことにユージンは耳を貸してしまったのか。銀行強盗までは、理解できる行為と思ってしまったのか?
若さゆえの過ち、と言う系統のように思う。
・どうするのが良かったのか
ユージンがアリソンの話を信じてしまったために、アリソンには不幸な結末が待っていたわけだけれど、果たしてどうするのが良かったのか。彼女の言うことを一切信じずに、軽くいなしておくのが良かったのか。
警察に突き出していたら、アリソンに最悪の結末が訪れることはなかったようにも思う。
結果を知っていて、そうならないようにと振り返ってもあまり意味がないことだろうけれど、ユージンが信じてしまったのが全ての始まりと考えると、残念な結末。
もっとも、納屋に逃げ込んだアリソン、そもそも彼女が銀行強盗をしていなかったなら?と言う考え方もあるのだけれど。
ドリームランドというタイトルとはあまりにも無縁の結末に感じてしまった。
鑑賞日:2024年1月28日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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