こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回はトム・クルーズ主演作品 映画『トップガン マーヴェリック』を紹介します!
[基本情報]
原題:Top Gun:Maverick
監督:ジョセル・コシンスキー
脚本:アーレン・クルーガー
エリック・ウォーレン・シンガー
クリストファー・マッカリー
原案:ピーター・クレイグ
ジャスティン・マークス
製作:ジェリー・ブラッカイマー
トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー
デヴィッド・エリソン
主題歌:レディー・ガガ「Hold My Hand」
製作会社:スカイダンス・メディア
ドン・シンプソン/ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
配給:パラマウント・ピクチャーズ
上映時間:131分
[登場人物]
ピート・”マーヴェリック”・ミッチェル大佐:トム・クルーズ
ルール違反を繰り返すパイロット。海軍除隊の危機にアイスマンの支援でトップガンの教官に呼び戻される。
ブラッドリー・”ルースター”・ブラッドショウ大尉:マイルズ・テラー
若手精鋭パイロットの一人。マーヴェリックの相棒だったグースの息子。父の死の原因がマーヴェリックにあると考え、敵意を剥き出しにしている。
ペニー・ベンジャミン:ジェニファー・コネリー
ノースアイランド海軍航空基地近くでバーを経営している。マーヴェリックと過去関係があった。
ジェイク・”ハングマン”・セレシン大尉:グレン・パウエル
若手精鋭パイロットの一人。大口叩くが実力もある。
ナターシャ・”フェニックス”・トレース大尉:モニカ・バルバロ
若手精鋭パイロットの一人。
[内容]
ならず者国家でウラン濃縮工場が稼働しようとしている。その稼働を前に破壊する作戦が計画されていた。実行するのは通称トップガンのエリートパイロット。12人集められたパイロットの中きら4人が作戦に参加する。彼らの訓練に当たるのは伝説のパイロット・マーヴェリック。教官として12人の訓練に取り組み、作戦実行の日が訪れるのだった。
[感想]
トム・クルーズが空を駆け抜ける作品。
・戦闘機の迫力が存分に味わえる
オープニングで空母からF18が離艦する場面が映し出される。飛び立っていっては着艦する。そして『デンジャーゾーン』が流れる。最初からテンション上がっていく見せ方。
続いて、マーヴェリック登場。F18ではなく、次世代戦闘機でマッハ10を目指して、6万フィートの上空へと飛び上がっていく。飛び立っていく時の場面では宇宙船を思わせるような迫力。
マーヴェリックとの訓練の様子は予告編で何度も出ていた部分。ガチャガチャと駆け引きしながら、マーヴェリックが次々と訓練生を撃墜。
ルースターとはギリギリのところまで地上に迫っていく飛行を見せる。前半だけでもどれだけたくさんの飛行があったか。その一つ一つの場面が迫力満点だった。
・見せ場は戦闘機だけではない
しかし飛行場面だけが見せ場ではない。グースの息子ルースターとの衝突。マーヴェリックは自分の考えを理解してもらいたいと思っている。ルースターは恨みが心を支配していてまったく聞く耳を持たない。この二人の間に、ハングマンが割り込んでくる。
アイスマンとの対面では優しさが滲み出ていたり、ペニーとはヨットで海に出るワンシーン。この場面も面白い。飛行機は上手に飛ばせてもヨットは素人。それでも勘が良くて次第に上手に操縦。
チームのコミュニケーションのために浜辺でアメフトする場面では、みんなの生き生きとした、躍動感が楽しめた。
・あれからの月日にもドラマ
前作からこの作品までの間にも多くのことが起きているのが感じられる。見えないところでも時が流れているのだと。マーヴェリックは数々の勲章を受賞。本来なら少将になっていてもよさそうなところと言う表現の中に数々の問題行動もあったのだろうと感じさせる。
ペニーとの再会でも前回ノースアイランドにいた時には交際していた感じが見て取れたり、教官をするのも二度目だと言う部分は前作の中で描かれていた内容ではないのだと思う。ルースターの願書を拒絶したとか、いろんなドラマがあったのを感じて、一つの大きな流れを体験できた。
・口だけではない行動力
そして最大の見せ場は個人的にはマーヴェリックが擬似訓練のコースを自ら飛んでいく場面。アイスマンの支援がなくなり除隊を命じられていたマーヴェリックが、またまた違反をしてF18に乗り込んで、訓練コースに突入していく。しかも設定時間はみんなに課す時間よりも短い。訓練生たちも、その正確な飛行テクニックにただ見守る。自分達が達成できていないこのミッションを固唾を飲んで見守る様子は、徐々に期待へと高まっていくのがわかる。
その緊張感がとにかく痺れる。周りの期待に、見事に応えるマーヴェリックの腕前が十分に堪能できる場面。
・過去の亡霊から解き放たれるために
最後ミッションに臨む。訓練とは違う緊張感。空母から四機のF18が飛び立っていく瞬間から編隊を組んでミサイル発射台が設置された谷の合間を高速で飛んでいく。さらにトマホークの援護射撃が上空を飛び越えていく。敵機の機影がレーダーに写り、緊張が高まる。その後の作戦の成否を見届ける本部。
ドッグファイトに追い込まれるマーヴェリックら。行き着く暇のない緊張の連続。そして迫力。作戦開始から最後までは納得の展開だった。
劇場で見て迫力満点。大満足の作品だった。
鑑賞日:2022年5月28日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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