こんにちは、Dancing Shigekoです!
藤井四冠のニュースが将棋界では中心になっているが、実は女性棋士では里見倉敷藤花が7連覇を達成している。彼女の活躍も目を見張るものがある。これからも応援したいところ。
今回は、映画『ディーン、君がいた瞬間』を紹介します!
[基本情報]
原題:Life
監督:アントン・コービン
脚本:ルーク・デイヴィス
製作:イアン・カニング / エミール・シャーマン / クリスティーナ・ピオヴェサン
べニート・ミューラー / ヴォルフガンク・ミューラー
製作総指揮:テッサ・ロス / マーク・スローン / ミヒェル・メルクト / マーク・ロバーツ
シェルドン・ラビノヴィッツ / ロス・ジェイコブソン
制作会社:See-Saw Films / Barry Films / First Generation Films
配給:ギャガ
上映時間:112分
[登場人物]
デニス・ストック:ロバート・パティンソン
ロサンゼルスで活動する写真家。ジェームズ・ディーンの映画に魅せられて、彼の写真をライフに売り込むことを考える。
ジェームズ・ディーン:デイン・デハーン
俳優。『理由なき反抗』の役を取るために、気の進まない仕事をする。
[内容]
デニスは「エデンの東」の試写会を鑑賞して、ジェームズ・ディーンの可能性を見た。そして彼を追いかけ、いい写真を撮ろうと取り組む。ニューヨークまで追いかけていき、写真を撮り続けるが、ライフ誌への掲載は見送られてばかり。もう可能性がないのかと思い始めていたが、ディーンと一緒に彼の故郷インディアナへ行って、デニスは大切なものに気付かされるのだった。
[感想]
ジェームズ・ディーンが俳優として成功する直前を描く作品。
・人生の葛藤
これから一気に花ひらこうとしているディーンとは対照的にデニスはなかなか結果を出せずにいた。そこにディーンとの出会い。彼は必ず開花すると信じたデニスが写真を売り込むことを考える。ライフ誌がどのくらいの雑誌なのか、わからないけれど、そこに彼の写真を掲載するという目標に向かって写真を撮っていく。
そこには決して楽ではない道があって、家族ともうまく行っていないという状況。それでもディーンの故郷に行き、彼の親戚や、仲間を見ているうちに、何か撮れると確信して、再び写真を撮る。
非常に地味ではあるのだけれど、諦めずに挑戦した結果、ライフ誌に掲載させることに成功する。苦難のサクセスストーリーという印象の残る展開だった。
・吃り気味で、かつ控え気味なディーン
かの有名なジェームズ・ディーン。と言っても彼の作品を見たことはなく、名前だけを知っている存在。そのジェームズ・ディーンが結構、話し方が吃っている?あまり元気がない、よく言えば落ち着いた話し方が印象的。日常生活では決して、大胆な発言をするわけではない彼が、演技で見せていたという。みんなを魅了したという作品を、見てみたいと思う内容だった。
・1955年のロス、ニューヨーク、そしてインディアナと
映画の世界でいつも感動するのは、見事に昔の時代を再現していること。1955年を思わせる車が走っているからそう感じるのか、全体的に当時の様子を感じさせる映像がいい。
そしていつも気になってしまうのはニューヨークはよく雪が降る。さらにディーンの故郷インディアナも雪がよく降る地域なのを知ることのできる作品だった。
鑑賞日:2021年11月22日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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