
こんにちは、Dancing Shigekoです!
3Dになって戻ってきました!
今回は映画『ジュラシック・パーク 3D』を紹介します!
[基本情報]
原題:Jurassic Park
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:マイケル・クライトン
デヴィッド・コープ
製作:キャスリーン・ケネディ
ジェラルド・R・モーレン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
撮影:ディーン・カンディ
編集:マイケル・カーン
スタン・ウィンストン
デニス・ミューレン
フィル・ティペット
マイケル・ランティエリ
製作会社:ユニバーサル・ピクチャーズ
アンブリン・エンターテインメント
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
ユニバーサル・ピクチャーズ/UIP
上映時間:127分
[登場人物]
アラン・グラント:サム・ニール
考古学者。恐竜の化石発掘の一人者。
エリー・サトラー:ローラ・ダーン
古植物学者。アランと一緒に化石発掘をしている。
イアン・マルコム:ジェフ・ゴールドブラム
数学者。カオスについて持論がある。
ジョン・ハモンド:リチャード・アッテンボロー
ジュラシック・パークの建設を進める社長。
アレクシス・マーフィ:アリアナ・リチャーズ
ハモンドの孫娘。レックスと呼ばれている。
ティモシー・マーフィ:ジョゼフ・マゼロ
ハモンドの孫。ティムと呼ばれている。
[内容]
アランとエリーは、ハモンドに新しいテーマパークの意見を欲しいと言われ、ハモンドが所有する島にやってきた。その島は、DNA操作によって再現された恐竜が住むジュラシックパーク。彼らを数学者と、弁護士、ハモンド2人の孫を連れてツアーに出る。そのツアーを通じて安全性を確認する予定でいたのだが…。
[感想]
1993年公開されたジュラシックパークを3D化した作品。
・3Dの見どころ
1993年公開されたこの作品、当時劇場鑑賞している。今回はIMAX 3D上映ということで鑑賞してきた。3Dになって、どんな見え方をするのか、興味を持って鑑賞してみた。
正直、3Dになったことの恩恵はほとんど感じず。それよりは、IMAXの大画面大迫力の音響の恩恵が大きかった。特にティラノサウルスが遠くから迫ってくるときの振動。ズシーンと水たまりに広がる波紋は緊張感が伝わってきた。
内容を知っていても、この迫力を劇場で体験するのは充分価値があると感じた。
・驚愕の顔芸3連発
久しぶりに見たジュラシックパーク。今回の発見は演技力。印象的だった場面が3カ所ある。
1つ目は、最初のアランとエリーが恐竜を見たときの表情。信じられないことが起きたと言う気持ちが表情から伝わってくる。想像していなかった物、これまで決して見る事は無いと思っていたものを見たときに、人はこういう表情になるのだよねと共感した。
2つ目はティラノサウルスが襲ってきたときの場面。レックスの驚き怖がる表情がとにかく印象的。心の底から怯え上がっている感じが表情だけで伝わってきた。きっとティラノサウルスを目の当たりにしたら誰もがこんな表情になるに違いない。
最後は、子供たちがビジターセンターでご飯を食べている時。ティムとレックスがガツガツとご飯を食べている。やっと安心できると言う雰囲気をティムが出している。料理を食べられて嬉しそうにしている。レックスも最初はティムと同じように美味しそうにご飯を食べている。ところが次の瞬間レックスの表情が固まっている。何か見てはいけないものを見てしまったと言った気配が出ている。ティムが振り向くと、壁紙の向こうで影が動いている。そこに何かいるのがわかる。その時のレックスの表情が実に印象的。
改めて見て、特にレックスの顔芸がとても印象に残った。
・倫理的に是か否か
恐竜を復活させる事は、是か否か。イアンは6500万年前に絶滅した恐竜を復活させる事は自然に対する冒涜と考えている。弁護士のドナルドは、絶滅しそうなコンドルを複製したら、それは誰も否定しないだろうと言う。この後のイアンの発言が印象的。人間の自然破壊によって絶滅の危機にあるコンドルと自然によって絶滅した恐竜を復活させるのとでは意味が違うと言う。自分の中でも、感覚的に恐竜を復活させることは問題があると感じていたが、その問題点を上手に言語化していたところがとても印象的だった。
映画で用意されているセリフとは言え、問題点を的確に言語化できるというのは、重要な力だと思った。
・さもそこにいるような臨場感
この作品で描写されているように、恐竜を今の時代再現するのは予測の方が危険を伴うと思う。しかし、ハモンドが言うように問題を解決して行くことが人間の営みと言う考え方も理解できる。恐竜を実際に見てみたい触ってみたいと言う気持ちもわかる。将来そういった技術ができるのかもしれない。
そういう日が来ることを楽しみにしつつ、今は映画の世界で恐竜を楽しむのも悪くないと思った。
映画に新たな可能性を感じさせる作品だった。
鑑賞日:2025年2月1日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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