こんにちは、Dancing Shigekoです!
予告が気になって公開日に鑑賞してみた。
今回は映画『ザ・クリエイター/創造者』を紹介します!
[基本情報]
原題:The Creator
監督:ギャレス・エドワーズ
脚本:ギャレス・エドワーズ
クリス・ワイツ
原案:ギャレス・エドワーズ
製作:ギャレス・エドワーズ
ギリ・ハート
ジム・スペンサー
アーノン・ミルチャン
製作総指揮:ヤリーヴ・ミルチャン
マイケル・シャイファー
ナタリー・レーマン
ニック・メイヤー
ぜヴ・フォアマン
音楽:ハンス・ジマー
撮影:グリーグ・フレイザー
オレン・ソファー
編集:ジョー・ウォーカー
ハンク・コーウィン
スコット・モリス
製作会社:ニュー・リージェンシー・プロダクション
エンターテイメント・ワンバッド・ドリームス
配給:20世紀フォックス
上映時間:133分
[登場人物]
ジョシュア:ジョン・デヴィッド・ワシントン
元特殊部隊隊員。妻マヤを失ったが、5年が経過して生きている映像を見て探しに出る。
アルフィー:マデリン・ユナ・ヴォイルズ
子供の姿をしたAI。
マヤ:ジェンマ・チャン
ジョシュアの妻。
ハルン:渡辺謙
人間の姿をしたAI。
[内容]
人工知能がロサンゼルスを核攻撃した。それ以来、西欧諸国の人類は人工知能の排除を進めていた。人工知能を作り出している創造者”クリエイター”を見つけ出すためにジョシュアはAIの潜伏する村に潜入捜査をしていた。情報を聞き出すためにクリエイターのことを知っていると思われるマヤと接触。しかし、マヤのことを本当に愛してしまう。軍にマヤもいる中を攻撃されてから、特殊部隊を離脱。
ジョシュアが創造者の場所を知っているかもしれないと情報を引き出そうとする。AIが率いる地域へとチームを向かわせる。そこには子供の姿をしたAIがいた。その子がクリエーターの場所を知っているとして、一緒に探しに行動するのだった。
[感想]
人類と人工知能との戦いを描く作品。
・人類vs人工知能
人工知能と言えば反逆。人類の敵になるのを描く作品が多いように思う。それは潜在的に抱いている不安の表れなのか。
人類が作り出す以上、ミスはつきもの。と考えたら、人工知能に脅威を感じるのは、人類のミスへの不安を感じていると等価なのだろうと思う。そして人間がミスをしないと言うことはあり得ないので、意味のない不安なのではないかと。
人工知能が何か問題を起こしたら、それは人類のミスなだけではないかと思うのだけれど、それを人工知能の責任と考えるあたりが、単純と思ってしまう。
そんなことないのだろうか。
・人工知能とは言え子供
今回の中心的な存在のアルフィー。AIである以前に、子供という感じ。だからなのか、映画で描かれるAIと言ったら、なんでもできてしまう、というイメージがあったけれど、アルフィーはそういった完全というよりも、無力という感じが滲み出ている。この作品の人工知能は、いかに忠実にオリジナルを再現するか、ということが重視されているのかも、と思った。
・いつの日か到来するのか
この作品にしても、映画『アイ・ロボット』、『ターミネーター』などのように人型をした人工知能搭載のロボットが共生する世の中。実際に、このような世界がやってくるのか。今時点で、世の中にあるのは生成AI止まり。ロボットに生成AIを組み込んだら、この作品に出てきていたような人間とほとんど変わらない動きをするようなロボットが出来上がるのか。
人工知能だけではなく、ロボットの技術が進んでいかないと、人類と同じような行動ができるロボットはできないと思われる。果たして、そこまで人間形にこだわる必要があるのか。結局、人の作業の一部をロボットが代行しているだけならば、人型ではなく作業に特化した形で十分なのではないかと、最近は感じてしまう。
人工知能を搭載して、必要に応じていろんな作業をしてもらう、そんな形のロボットを実現したいと言うことなのかな?未来を想像してしまう。
人類が人工知能と戦う構図がなくなる日はくるのだろうかと思う作品だった。
鑑賞日:2023年10月20日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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