こんにちは、Dancing Shigekoです!
待望の最新作が放送されていたので早速鑑賞してみました!
今回は映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』を紹介します!
前作感想→こちら
[基本情報]
監督:田中亮
脚本:古沢良太
製作:石原隆
市川南
音楽:fox capture plan
主題歌:Official髭男dism『Anarchy』
撮影:板倉陽子
編集:河村信二
制作会社:FILM
製作会社:2021『コンフィデンスマンJP』製作委員会
配給:東宝
上映時間:127分
[登場人物]
ダー子:長澤まさみ
超一流のコンフィデンスマン。ボクちゃん、リチャードと組んで大物のオサカナを釣り上げるのを楽しんでいる。
豪快さが戻ってきたと感じた。
ボクちゃん:東出昌大
ダー子を真っ当な道に進ませるためにダー子の挑戦を受けて立つ。
ダー子と本気でぶつかっている真面目さが良さなのだと思う。
リチャード:小日向文世
ダー子の勝負に本気を見せる。しかし・・・
相変わらずの寡黙。
マルセル真梨邑:瀬戸康史
インターポールの特別捜査官。ツチノコと呼ばれる伝説のコンフィデンスマン逮捕を目指している。
右目の青さが不気味。
丹波:松重豊
警視庁の刑事。日本で多額のお金を騙し取る詐欺師を逮捕しに、マルタにやってくる。
いつ見ても芸風が同じに見えてしまう。。
[内容]
ダー子はコックリをプリンセスにして以来、2年間いいおサカナが見つからず退屈していた。ぼくちゃんは警察が迫っていると言って、もう脚を洗うべきだと提案。リチャードは英雄と言われた3代目ツチノコが亡くなって以来、やりがいを失っていた。
その様子を見たダー子は三人元々同業者だから、勝負をして1番を決めようと言う。
そして二ヶ月後、三人はマルタ共和国に来ていた。7日間で一番儲けた人が勝利という勝負をする。ダー子が目をつけたのは元スペインマフィアだったというジェラールから時価総額20億円と言われいている踊るビーナス像だった。その像を奪い取るために作戦実行するのだった。
[感想]
コンフィデンスマンJP 劇場版第3弾はマルタ島でダー子、ぼくちゃん、リチャードの三人が勝負する作品。
<誰がオサカナか>
・ジェラールの踊るビーナス!
遠路はるばるマルタ島までやってきたダー子たち。三人それぞれ別行動。ダー子は最初からターゲットを決めていて、ジェラールの所有する時価20億円と言われる踊るビーナス像。偽物を作ってそれとすり替えようという作戦。
しかし、本当にそれが狙いなのか。これまでの展開でターゲットが違うことは多々あり、どんな裏が待っているのかが分からない。
基本的には、その踊るビーナス像を中心に、作戦は展開されていく。どこまで、誰が子猫ちゃんなのか?そんなことを考えながら見ていると面白い。
<徐々に種明かし>
・ぼくちゃんは五十嵐を
最初の種明かしキャラはぼくちゃん。ダー子の先を行くために五十嵐と手を組んでいる。ダー子は五十嵐が裏切らないと思っていて、情報とかを開示していた。その情報がそっくりそのままぼくちゃんに渡されているという流れ。それで先回りして、美術商になって、ジェラールのところに潜り込んでいる。
そんな感じで、常にダー子の先回りをしているのが描かれる。
しかし、それも実は・・・。
・リチャードはツチノコと
続くリチャードは自らをツチノコだと名乗る展開。波子と協力して、仲間を集め、そして独自に作戦を実行している。リチャードもまた、ターゲットは踊るビーナスにしている。ぼくちゃんが奪った像を横取りしようという作戦。
ジェラールの畠山麗奈を人質に取るという手段に出る。
そんならしくないリチャードの動きにもちゃんと意味がある。
・そしてダー子は
何人か、その後も裏話が展開される。
ダー子、絶体絶命のピンチを迎えるけれど、それらもひっくるめて、何かを考えているような感じを見せるダー子。その手の内が明かされた時の、してやった感が面白い。
今回は何重にも騙しが入っていて、一体、誰がどういう役割で動いているのか、どこまでが騙しなのか。お互いが勝負をしているという設定が、また紛らわしい。相手を罠にかけようとしているように見えてしまうのだから、面白い。
<とうとうヨーロッパ>
・マルタ共和国
劇場版らしく、舞台は海外マルタ共和国。海がエメラルドグリーンで綺麗。建物は黄色基調で全体的に明るい感じのする街並み。リゾート地と言った感じ。場所がそういったリゾートな感じだからか、ダー子とかもイキイキしている感じが伝わってくる。実に羨ましい。
印象的だったのは、そんな環境にいるためか、マルセル真梨邑が丹波のことを地中海にふさわしくないと言っている部分。それだけ地中海は綺麗なのだと感じさせる。
今回もダー子が見事に仕掛けて、豪快に釣りあげた展開だった。
鑑賞日:2023年1月7日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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