こんにちは、Dancing Shigekoです!
日本版の次はこちら。
今回は映画『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』を紹介します!
[基本情報]
原題:The Samaritan
監督:デヴィッド・ウィーバー
脚本:デヴィッド・ウィーバー
エラン・マスタイ
製作:ジェームズ・アーサートン
サミュエル・L・ジャクソン
ジョフリー・ブラント
マーク・ホロウィッツ
アンドラス・ハモリ
スザンヌ・チャリトン
トニー・ウォスク
配給:H2Oモーション・ピクチャーズ
上映時間:90分
[登場人物]
フォーリー:サミュエル・L・ジャクソン
詐欺師として活動していたが相棒を殺した罪で受刑。25年ぶりに釈放され、保護監視下でゆっくり暮らそうとする。
どの映画にでも登場しそうな役柄。バーでお酒を飲んでいる場面は、特徴に欠ける…
イーサン:ルーク・カービー
フォーリーの元相棒エディの息子。父を殺された恨みでフォーリーに詐欺師の仕事をさせようと執拗に迫る。
こう言う作品で特徴を出すのは難しいのかも?印象に残る場面少なめ。
アイリス:ルース・ネッガ
イーサンの指示でフォーリーに迫ってくる女。
目が大きく、小柄ゆえに幼く見えなくもない。
[内容]
フォーリーは出所して、カタギの生活を送ろうとしていた。しかし、元相棒でフォーリーが殺したエディの息子イーサンが、彼の前に現れ、仕事に協力するよう迫ってくる。
イーサンはアイリスを使ってフォーリーに協力するように仕向ける。実はアイリスはフォーリーの娘だった…
[感想]
詐欺師フォーリーの出所後を描く作品。
・コンフィデンスマンと言えば…
華麗なる詐欺が展開されるものと思って見ていただけに、期待とはやや違った。全く別物として考えて見ていた方が素直に楽しめたかもしれない。
・出所したら静かに暮らしたいもの?
25年くらい刑務所にいたっぽいフォーリー。出所して、保護観察官と面談した後は静かに暮らそうとしている描写。
個人的には静かに暮らしたいのなら、昔馴染みのバーとか、そこで働いていた人のところには行かないように思うけど、どうなのだろうか。
何十年ぶりかに、自由に行動できると言われても、刑務所入る前の知っている世界を頼りにするのかもしれない。
どんな感じなのだろうかなと、想像しながら見ていた。
・売女と思った女性が…
イーサンに言われて、フォーリーに接触するアイリス。そして彼の優しさに触れて、体を預ける。
ところがフォーリーは後日、イーサンからアイリスが自分の娘だと知らされる。この衝撃。知らなかったとは言え、娘と関係を持ってしまったなんて知ったら、気がおかしくなりそう。まんまとイーサンに嵌められたフォーリー。ちょっと迂闊だったと思わずにはいられない。
・作戦決行を決めたものの…
イーサンの罠に嵌って、詐欺の協力をすることになったフォーリー。作戦決行には3人必要だという。連れてこられたのはイーサンの仲間のヘレナ。ヘレナからはどうもやる気が感じられない。なぜか、と思っていたら、まさかの作戦決行の日に自殺している。
この展開、一体、どこに向かおうとしているのか。
・どこに着地したかったのか…
ヘレナの代わりにアイリスが作戦に加わることになる。フォーリーはそんなことなら、作戦から降りると言う。ところがアイリスが勝手に作戦に加わって、ターゲットのゼイビアに捕まってしまう。
それからという展開。
どこまで行っても詐欺の作戦が華麗に決まるというタイプの作品ではなく、うまく行きかけていた作戦をアイリスが台無しにして終わっていく、という展開。その結果が、散々なもので。一体、この作品でどこを目指したかったのか、と疑問ばかりが残る結末だった。
華麗なる詐欺師、とは遠くかけ離れた無理クリ作戦に付き合わされた一人の男性を描いた作品だった。
鑑賞日:2022年8月14日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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