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映画『グランツーリスモ』夢を現実に!


 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今回は映画『グランツーリスモ』を紹介します!


[基本情報]

 原題:Gran Turismo

 監督:ニール・ブロムカンプ

 脚本:ジェイソン・ホール

    ざっく・ベイりん

 原作:PlayStation Studios 『グランツーリスモ』

 製作:ダグ・ベルグラッド

    アサド・キジルバシュ

    カーター・スワン

    デイナ・ブルネッティ

 音楽:ローン・バルフ

 編集:オースティン・デインズ

    コルビー・パーカー・ジュニア

 製作会社:コロンビア ピクチャーズ

      PlayStation プロダクションズ

      トリガー・ストリート・プロダクション

 配給:ソニー・ピクチャーズ リリーシング

 上映時間:134分


[登場人物]

ヤン・マーデンボロー:アーチー・マデクウィ

 グランツーリスモを何千回とプレーし、GTアカデミーへの切符を手に入れた実力者。

 背が高いと言うのはレーサー向きではないことを知った。

ジャック・ソルター:デヴィッド・ハーバー

 メカニック。シムレーサーを鍛える。

 どこか哀愁漂う表情が印象に残る。 

ダニー・ムーア:オーランド・ブルーム

 シムレーサーで日産チームを立ち上げる提唱をする。

 髪型でだいぶイメージが違う。オーランド・ブルームだと思っていなかった。


[内容]

 ダニーはゲーマーを実際のレースに参加させようと計画する。日産でプレゼンして、その計画が採用されるとメカニックとしてジャックと手を組む。ジャックにゲーマーを実際のレーサーに育てるように依頼する。

 グランツーリスモに最速ラップを記録したものにはGTアカデミーに参加できると知って、ヤンは挑戦。見事にトップ成績を出してアカデミーに参加する。集まってきた10人のゲーマーは、ジャックの指導のもとレーサーとして鍛え上げられていく。特訓の中で5人が脱落。残った5人でレースをして優勝者には実際のレースに参戦させることになる。ヤンはそのレースで見事に優勝して、実際にレースへの参加する。

 ヨーロッパでのツアー六戦の中で1度でも4位以内になれば、FIAライセンスを取得できるという状況の中、最後のチャンス ドバイで見事に4位に入ってライセンスを手に入れる。

 そしてライセンスを得て、参加したドイツ大会、事故を起こし、一度はレースをやめることも考えるが、ルマンで表彰台に立つことを目標に掲げ、チーム存続をかけるのだった。


[感想]

 グランツーリスモプレイヤーが実際のレーサーになっていく実話に基づく作品。

・ダニーの提案で儲かるの誰?

 ダニーが日産でプレゼンをしている。その内容というのは、ゲームで成績優秀なドライバーを実際のドライバーにして、レースで優勝させるというもの。これで、日産にはどのようなメリットがあるのか。どうやって儲けるつもりなのか。グランツーリスモを作った会社にはメリットがあるかもしれない。宣伝効果を期待しているのか。結果が出るまでは先行投資ということなのか。

 経営的な視点というのは難しいものだと思う。なんでもビジネスに結びつけようと考える姿勢というのは学びになる。


・ゲーマーがリアルで戦えるのか

 ゲーマーとドライバーの間にどれだけの差があるのか。ゲームとリアルが違うことくらい誰だってわかっていそうなもの。ただそれがどんな違いなのか、と言ったときに体感という部分が絶対的に違うのだと理解。

 ジャックがゲームでどんなに走っても、実際に加速の時にかかるGには耐えられないという部分やハンドルを持っていかれる感じ、車から伝わってくる振動などは全く違うのだろう。そして何よりも一回のミスをリセットで帳消しにできないという絶対的な差。

 そんなギャップを埋めようというのだから、ドライバーとしての訓練を受けてプロになった人たちからしてみたら、アマチュアに負けるわけにはいかないというのは分かるように思う。キャパがムキになるのも、理解できる。

 ドイツのレースで車が風に持ち上げられてしまうって、恐ろしすぎる。ヤン本人は生き残ったものの観客が犠牲になるというのが実際のレースの怖いところ。ゲームでは観客が犠牲になるという感覚はないだろうからね。クラッシュしたら、今のはもしかしたら自分はダメだったかもとは思っても観客がどうなったかまでは想像しなさそうなだけに。それに風で車体が浮くというのもゲームでは再現できないのではなかろうか。

 やっぱりゲームと現実はあまりにもかけ離れているように思う。


・ゲーマーを育てる心境

 同様に正規のドライバーを育てるのではなく、仮想空間で自信満々の人たちにドライビングテクニック、現実の走りを教えるというのはどんな心境だったのか。ジャックにしてみたら、ふざけてるって思いたくなるのではなかろうか。

 それでも傲慢なキャパの相手をしているくらいなら、まだ可能性があると思ったのか。一体、心境的にはどうなのだろう。


・夢のようなサクセスストーリー

 複雑な心境のジャックの指導のもと、訓練を受けて、ドライバーを目指していくヤンたち。どんどん脱落していく、残った5人から一人を選ぶ。ヤンが僅差で勝利しても、インタビュー向きではないとダニーが口出しした時には、こういう役回りがダニーの仕事なのかと思う場面もあったり、それでも最後はジャックの意見が尊重されて、ヤンが選出される。

 そして実際のレースに参加。苦戦しながらも4位以内になってFIAライセンス取得にまで至る。こんな夢物語が世の中に存在しているのだから驚き。

 とんとん拍子で結果を残していって、みんなWin-Winになっていくのかと思ったら、事故で挫折も味わいながらルマンで結果を残して、サクセスストーリーの完成という流れ。

 これが事実に基づくストーリーだというのだから、ただただ感嘆。世の中はまだまだ知らない世界が多い。


・父親から見た息子

 個人的に印象的だったのは父と子の関係。ゲームに夢中になっているヤンにたまには外でサッカーでもしないかと誘うがあまり好きではないからと断られる。この心境。親としては外で体を動かして欲しいと思うもの。それなのにそんな思いを全く気にかけない子供の発言。ゲームで得られるものが何か、という理解できない世界に対してイラつき、息子を煙たがる。そんな父親の心境。

 しかしいざヤンが実際にドライバーになったのを見届けると、自分が間違っていたのだろうと過ちを認め、さらには後悔に苛まれる。お前にとっていい親ではなかったと思うが、という励ましの言葉。

 それでも最後はお互いがわかり合っている感じで終わったのはよかった。家族とはどんなに言い争いしていても、どこかで理解し合える関係であって欲しいものと思ってしまった。


・レースの迫力が最高

 と言った父と子の関係やゲームだけしていた人がリアルなドライバーになっていくといった内容も充実しているものの、なんと言ってもレースの迫力が良かった。シフトチェンジして、抜き去っていく様子やコーナーリングの様子、ドライバーシートから見る場面など、表現に難しいけれど、この作品の良さは内容に加えて、レースの時の迫力が良かったことだと感じる。

 関係者の緊迫感も良かった。ルマンの最終ラップの時は、本当にレース関係者って感じで雰囲気が非常に出ていた。

 

 日本初のゲームから生まれた実話、サクセスストーリーを見て夢を持つことの大切さを感じる作品だった。


 鑑賞日:2023年9月15日

 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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