こんにちは、Dancing Shigekoです!
どんな物語が待っているのか。
今回は映画『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』を紹介します!
[基本情報]
原題:Gladiator II
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・スカルパ
原案:ピーター・クレイグ
デヴィッド・スカルパ
原作:デヴィッド・フランゾーニ(キャラクター創造)
製作:ダグラス・ウィック
リドリー・スコット
ルーシー・フィッシャー
マイケル・プルス
デヴィッド・フランゾーニ
製作総指揮:ウォルター・パークス
ローリー・マクドナルド
レイモンド・カーク
エイダン・エリオット
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影:ジョン・マシソン
編集:サム・レスティヴォ
クレア・シンプソン
製作会社:スコット・フリー・プロダクションズ
レッドワゴン・エンターテインメント
P+Mイメージ・ネーション
配給:パラマウント・ピクチャーズ
東和ピクチャーズ
上映時間:148分
[登場人物]
ハンノ(ルシアス・ヴェルス):ポール・メスカル
ルッシラの息子。ヌミディアで暮らしていたがローマ軍の進軍で奴隷になる。
マルクス・アカシウス:ペドロ・パスカル
ロシア軍の将軍。
マクリヌス:デンゼル・ワシントン
グラディエーターのスポンサー。政界を支配しようと目論んでいる。
ルッシラ:コニー・ニールセン
皇帝の血を継ぐ女性。
ゲラ:ジョセフ・クイン
双子の皇帝。カラカラと二人で皇帝の座についている。
カラカラ:フレッド・ヘッキンジャー
双子の皇帝。
[内容]
ハンノはローマ軍の侵略で奴隷となる。奴隷はグラディエーターとして戦いを強いられる。ハンノはマリクヌスの目にとまる。彼は将軍の首が取れるならと言って協力する。そしてローマのコロッセウムで戦うことになる。そこで、ハンノはルッシラと会い、封印していた過去を掘り返される。皇帝の血を継ぐルシアスとして、ルッシラは許して欲しいと願うのだった。
[感想]
奴隷ハンノがグラディエーターとして戦い、自由を手に入れようとする作品。
・恨む相手は将軍だったのか?
ハンノが奴隷となり、将軍を恨む。自分の村を、妻を殺した相手を恨むのは当然のこと。
しかし将軍アカシウスもローマ帝国の双子の皇帝に言われて仕方なく、と言った感じ。どちらかというと皇帝をなんとかしたいと思っている。
本当に恨まないといけないのは、この双子の皇帝だったのではないのだろうか。
もしその事実にハンノが少しでも早く気づいていたら、少しは違った展開になっていたのかもと感じる。
・守りたいと思った時には
ハンノがアカシウスの狙っていることを知った時には手遅れ。闘技場で戦うことになってしまってからではどうすることもできず。ハンノが手を下さなくても・・・という残念な結末。
さらに母親ルッシラを最初は拒絶したけれど、時間が経って、母を受け入れる。しかし、ここでも・・・
ハンノが過去に囚われいなかったら、もっと今を生きて、相手の声を聞いていたら、結末は違ったものになっていたのだろうと思う。
運命とは皮肉なものだと感じる展開だった。
・歴史の1ページを見る
北アフリカに接近するローマ軍の船。船から投石、弓撃ち。ヌミディアも反撃。その戦いの様子があまりにも自然でリアル。まるで、その時代に自分自身もいるような世界。
将軍アカシウスは自ら先頭に立って、ヌミディア人を倒していく。その勇敢な様子、こういう闘い方もこの時代ならではだったのか。
そう言った一つ一つ、城砦、コロッセオでの戦い。コロッセオが海になる場面があって、その見せ方には衝撃。サメまで泳がせて、本当にこんな格闘まで見せていたのか。そうだとすると、この時代の人々は、かなりの行動派と感じた。
随所にローマ帝国の雰囲気が出ていて、歴史の一員になった気分だった。
ローマ帝国の一員になったような気持ちが体験できる作品だった。
鑑賞日:2024年11月27日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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