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映画『クリード 過去の逆襲』親友との決着!

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2023年5月28日
  • 読了時間: 5分


 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 シリーズものだけれど、この作品から鑑賞してみた。


 今回は映画『クリード 過去の逆襲』を紹介します!


[基本情報]

 原題:Creed Ⅲ

 監督:マイケル・B・ジョーダン

 脚本:キーナン・クーグラー

    ザック・ベイリン

 原案:ライアン・クーグラー

    キーナン・クーグラー

    ザック・ベイリン

 製作:アーウィン・ウィンクラー

    チャールズ・ウィンクラー

    ウィリアム・チャートフ

    デヴィッド・ウィンクラー

    マイケル・B・ジョーダン

    エリザベス・ラポーゾ

    ジョナサン・グリックマン

    シルヴェスター・スタローン

 製作総指揮:セブ・オハニアン

       ジンジ・クーグラー

       ニコラス・スターン

       アダム・ローゼンバーグ

 音楽:ジョセフ・シャーリー

 撮影:クレイマー・モーゲンソー

 編集:タイラー・ネルソン

 製作会社:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー・ピクチャーズ

      チャートフ=ウィンクラー・プロダクションズ

      プロキシミティ・メディア

      アウトライアー・ソサエティ

 配給:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー・ピクチャーズ

 上映時間:116分

[登場人物]

アドニス・クリード:マイケル・B・ジョーダン

 元ヘビー級世界チャンピオン。引退して三年になる。

 成功した人物感が滲み出ている。

ビアンカ・クリード:テッサ・トンプソン

 アドニスの妻で歌手。耳に不安があり、今はプロデューサーをしている。

 夫と二人三脚で生活を送りたいと思っているのが伝わってくる。

デイミアン・”ダイヤモンド・デイム”・アンダーソン:ジョナサン・メジャース

 アドニスの幼馴染で兄貴分。とある事件で服役していた。

 座った目が信用度を落としている。

リトル・デューク:ウッド・ハリス

 アドニスのジムのトレーナー。デイミアンのことを快く思っていない。

 もっと彼のいうことを聞いていたら、違っただろうに。

[内容]

 アドニスは引退してから、ボクシングジムのオーナーとして生活をしていた。所属するフェリックスの世界タイトル戦での防衛に力を入れていた。

 しかし、20年ぶりに再会したデイミアンが現れて、事態は一転。フェリックスの対戦相手ドラコが負傷して代わりにデイミアンがリングに立つ。卑劣な戦い方をしてチャンピオンの座を奪うと、次はアドニスを挑発してくるのだった。

[感想]

 アドニスにとって因縁の相手との戦いを描く作品。

<どちらを中心に描きたかったのか>

・ボクシングか、友情か

 アドニスの前にデイミアンが現れる。

 アドニスの車に寄りかかって待っている。かなり感じの悪い様子。当然、アドニスも気分を害して、何かようか、と言わんばかりに声を掛ける。すると、それは昔、施設で一緒に育ったデイミアン。

 当時、デイミアンはアマチュアボクシングでトップの座を狙えるほどの実力を持っていた扱い。その彼が、アドニスが起こした暴力の巻き添えになったという形なのか、服役することになっている。

 アドニスはそのことがすぐに脳裏によぎったのか、デイミアンに対して終始何かあったら力になるよというスタンス。それが本心からなのか、迷惑と思っているからなのか、それがよく分からない。そんな二人の過去との訣別的な感じのストーリーを描きたいのか、それとも純粋にボクシングを描きたかったのか。

 ボクシングを描きたかったのだとしたら、アドニスとデイミアンがリングに立って戦う場面が最後にあるのだけれど、二人が戦いに集中しているという描かれ方で、ボクシングの迫力を描いているという感じではなかった。

 3年間ブランクのあったアドニスが試合までの間に練習したくらいで、デイミアンとの戦いを12ラウンドまで戦っているというところも突っ込みたくなってしまう。現世界チャンピオンだったフェリックスはデイミアンに2ラウンドで倒されていただけに、どうして?と思ってしまう。

 全体的にボクシングで見せたかったのか、それともデイミアンとの過去を語りたかったのか、というのが今ひとつつかみどころに欠けたように感じてしまった。


<ハリウッドでも>

・アドニスの娘

 最近の流行というと、やや語弊があるかもしれないけれど、アドニスの娘はろう者。アドニスと手話でコミュニケーション。ハリウッド映画でもろう者が登場。前作を見ていないので分からないけれど、本作品からの登場だとすると、時代の流れなのかなと思ってしまう。たまたまなのかもしれない。

 ただ、自分にとっては、国内ドラマ『silent』『星降る夜に』と来て、今回の設定だったので、多いという風に感じてしまった。それが悪いというのではないものの、最近の流れみたいなものを感じずにはいられない。

 そして思う。

 日本語の手話と、英語の手話は一緒なのだろうかと?手話の勉強もこれからの時代、必須になっていくのかもしれない。


<豪華な屋敷>

・元世界チャンピオンが住むところ

 アドニスとデイミアンがファミレスのような場所に食事に行く。そこでハンバーガーとフライドポテトという、いかにもアメリカという組み合わせの料理を食べている。その中でアドニスがお金は十分にあるような雰囲気を出している。デイミアンにお金を渡そうともしているう。

 そんな金銭的な余裕を見せるアドニス。

 家はかなり豪華。デイミアンを招いて食事をした後に屋上で焚き火をしながら、お酒を飲み合っている。屋上で焚き火、おしゃれすぎる。

 どこかの部屋には等身大よりも大きなポスターが展示された部屋があったり、リビングにしてもキッチンにしても、どこも20畳以上はありそうな広さの部屋。

 自分が体験することのない世界観。デイミアンにはどう見えたのだろうか。やっぱりセレブに見えたのだろうか。


 見せ場は最後の場面だとは思うものの、もう少し盛り上がる見せ方でも良かったのでは?と感じる作品だった。

 鑑賞日:2023年5月26日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



 
 
 

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