こんにちは、Dancing Shigekoです!
アクション?
今回は映画『キス・オブ・ザ・ドラゴン』を紹介します!
[基本情報]
原題:Kiss of the Dragon
監督:クリス・ナオン
脚本:リュック・ベッソン
ロバート・マーク・ケイメン
原案:ジェット・リー
製作:リュック・ベッソン
スティーヴ・チャスマン
ジェット・リー
ハッピー・ウォルターズ
音楽:クレイグ・アームストロング
撮影:ティエリー・アルボガスト
編集:マルコ・キャヴェ
製作会社:ヨーロッパ・コープ
配給:20世紀フォックス
K2
上映時間:98分
[登場人物]
リュウ・ヤン・スイヤン:ジェット・リー
中国の警察。フランス警察に協力するためにフランスにやってきた。
ジェシカ・カーメン:ブリジット・フォンダ
娼婦。
リチャード:チェッキー・カリョ
フランス警察。
[内容]
中国の闇取引商人がフランスにやってくる。その取引現場差し押さえのために、フランス警察リチャードは、中国に支援を要請していた。やってきたのはリュウ。彼と協力して、取引現場を抑えるべく、監視をしていると、二人の娼婦がやってきて商人を連れてホテルの部屋と行ってしまう。
そして娼婦の一人が突如、商人を刺し始める。リュウは止めに現場に向かうが、後から入ってきたリチャードが商人を射殺。リュウを犯人に仕立て上げようと動き出す。
リュウは急ぎ、その場を逃げ出すが、なんとかリチャードに嵌められたことを立証しようと動き出すのだった。
[感想]
フランスで中国の警察官リュウが奮闘する作品。
・格闘技で魅せる
ジェット・リーと言えば腕一本で戦う。この作品でも銃を使う頻度は少なく、基本は格闘技。時にはアイロンを使い非常に熱そう。時には手榴弾を拾って相手に投げ返し、敵の上半身が吹き飛ぶといった無惨な殺し方もある。洗濯機に放り込んだり、周りにあるものはなんでも使う。
ホテルのロビーにあったビリヤード台のポケットに入っていた球を取り出して、その球を蹴って相手に命中させるなど。いろんな格闘を魅せる。
圧巻は警察署に入り込んで三十人位いた柔道着姿の警察官相手に、一人で全員薙ぎ倒していた場面。強すぎる。
・冴えない娼婦
ブリジット・フォンダが演じるのはノースダコタ出身のアメリカ人女性。バツイチなのか未婚の母なのか、子供をリチャードに人質に取られていて娼婦として仕事をしている。やり手の娼婦は1日に25人、自分は1週間に5人と言っている彼女。
娼婦としても冴えない。妙にその役柄があっているように見えるのは、彼女の蒼白な表情ゆえか?演技力、と言うわけではなさそうだけれど。
個人的にはブリジット・フォンダは『あなたに降る夢』のような安給料でも頑張る、と言うイメージがある。
・ストーリーはさておき
フランス警察がリュウに罪を着させようという設定の本作品。よりによって、リチャードが商人を殺害する場面が録画されてしまっていて、そのビデオテープをリュウが持って逃げたために必死にリュウを追いかけるというのが大筋。
リュウは、証拠の品をなんとか大使館に持って行って自分の無実を証明しようとしている。その先々でリチャードの手下がやってきて格闘技になるという展開。
そんな展開の中で、たまに笑える場面がある。黒人警官が現れて、彼はなぜか服を脱いで筋肉むきむき感をアピールして、リュウと戦う。この場面はさすがに吹き出した。なぜ、そうなるのか?と。
リチャードがリュウを追いかけている時、フランス警察すらも撃ち殺していたのは、めちゃくちゃと思ったり、いろいろと突っ込める部分もあった。
内容は可もなく不可もなくだったように思う作品だった。
鑑賞日:2024年9月13日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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