映画『カリフォルニア・ダウン』断層近くはいつ何時…
- Dancing Shigeko
- 2024年10月16日
- 読了時間: 4分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
アクションだろうか。
今回は映画『カリフォルニア・ダウン』を紹介します!
[基本情報]
原題:San Andreas
監督:ブラッド・ペイトン
脚本:アラン・ローブ
カールトン・キューズ
ケイリー・ヘイズ
チャド・ヘイズ
アンドレ・ファブリツィオ
ジェレミー・パスモア
製作:ボー・フリン
トリップ・ビンソン
ハイラム・ガルシア
製作総指揮:リチャード・ブレナー
サミュエル・J・ブラウン
音楽:アンドリュー・ロッキングトン
撮影:スティーヴ・イェドリン
編集:ボブ・ダクセイ
製作会社:ニュー・ライン・シネマ
フリン・ピクチャー・カンパニー
ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース
上映時間:114分
[登場人物]
レイモンド・“レイ”・ゲインズ:ドウェイン・ジョンソン
消防局のレスキュー隊員。
エマ・ゲインズ:カーラ・グギノ
レイの妻。離婚申請資料をレイに送りつけている。
ブレイク・ゲインズ:アレクサンドラ・ダダリオ
レイとエマの娘。
ダニエル・リディック:ヨアン・グリフィズ
エマの恋人。建設会社の社長。
セレーナ・ジョンソン:アーチー・パンジャビ
ニュースリポーター。地震学者の教授の取材に来ている。
ローレンス・ヘイズ博士:ポール・ジアマッティ
カリフォルニア工科大学の教授。磁気パルスと地殻運動から地震予知の研究をしている。
ベン・テイラー:ヒューゴ・ジョンストーン=バート
ダニエルの会社に面接で来た青年。イギリス出身。
オリー・テイラー:アート・パーキンソン
ベンの弟。
[内容]
ネバダ州で巨大地震が発生する。その地震はカリフォルニアに走るサンアンドレアス断層によるものだと突き止めたヘイズ博士はカリフォルニア州、特にサンフランシスコに注意を呼びかけるよう、ジョンソンと協力していた。
レイはネバダ州へ救助活動に向かおうとしていたが、ちょうどその時、ロサンゼルス、サンフランシスコで地震が発生し、エマ、ブレイク救助へと向かうのだった。
[感想]
カリフォルニアを大地震が襲う作品。
・地震を予測
大学で地震の予知の研究をしている教授がいる。ネバダ州で群発地震が発生しているから調査に行こうと言って向かう。ネバダ州に到着して、ダムのところで群発地震の磁気パルスを観測している。揺れを感じる直前にパルスが増加していることが観測できて、仮説は正しかったと喜んでいるキムとヘイズ。
ところがその直後にもっと大きな地震がやってくることを予測。予測できたにも関わらず、結局、脱出が間に合わず、キムは命を落とす。
地震が予知できるようになったとして、数分前だったら、その情報は助けになるだろうか。安全な場所に逃げる時間としては十分なのだろうか。
ゼロよりは助けになると思うものの、恐怖を増長するだけではないか、という気もした。
・ツッコミどころ
一番最初に女性が山道を運転している場面が出てくる。運転を少し間違えたら崖、というところなのに、水筒を取るために後部座席に置いてあるカバンに手を伸ばしている。しかも完全に後ろを見ている。
最初からこんな場面で始まって、運転ミスで落ちるでしょ?と言った感じ。その時は大丈夫だったのだけれど、それ以降も何度となく注意散漫の運転をして、案の定、対向車に当たりそうになって避けた拍子に崖へと落ちていく。かなり激しく横転して、その衝撃だけで十分死にそうなところ。
ところが崖の途中で車が引っかかって生きている。彼女を救助するためにレイたち救助隊がヘリでやってくるという展開。
救助したい人物を描くために、こんな無茶な運転をさせるだろうか。なかなかにツッコミどころ満載。最初のこの場面があまりにもツッコミどころ満載で後半の描写は可もなく不可もなくに感じられたから不思議。
・無難に救出
主人公のレイ、離婚調停中中の妻エマ、レイのことが大好きだけれど母親について行っているブレイク。就職の面接前のベン。この辺りのメンバーがきっと無難に助かるのだろうと思っていると、案の定、無難に助かる。ブレイクが一瞬、心肺停止で死の危機に直面したけれど、この展開も王道といった感じ。
彼らがあまりにも無難に助かってしまって、地震の恐怖が半減してしまったような作品。
地震予知が実用化されたら、助かれる可能性が上がるのかも、と思う作品だった。
鑑賞日:2024年10月14日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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