映画『カクテル』バーテンダーの生き様?!
- Dancing Shigeko
- 2024年4月20日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年7月1日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
トム・クルーズ作品に専念。
今回は映画『カクテル』を紹介します!
[基本情報]
原題:Cocktail
監督:ロジャー・ドナルドソン
脚本:ヘイウッド・グールド
原作:ヘイウッド・グールド
製作:テッド・フィールド
ロバート・W・コート
音楽:ピーター・ロビンソン
主題歌:ザ・ビーチ・ボーイズ『ココモ』
撮影:ディーン・セムラー
編集:ニール・トラヴィス
製作会社:タッチストーン・ピクチャーズ
シルバー・スクリーン・パートナーズⅢ
インタースコープ・コミュニケーションズ
配給:ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ
上映時間:104分
[登場人物]
ブライアン・フラナガン:トム・クルーズ
兵役を終えてニューヨークに一攫千金を夢見て上京してきた男性。
ダグラス・コグラン:ブライアン・ブラウン
バーテンダー。ブライアンを雇う。
ジョーダン・ムーニー:エリザベス・シュー
ジャマイカでブライアンが出会った女性。
[内容]
ブライアンは兵役を終えてニューヨークへ引っ越してきた。ビジネスで大きく成功する夢を見て、ウォール街の会社に就職しようとするがすべてダメ。学位を持っていないとと断るところが多く、ビジネススクールに入学し、昼間は勉強しながら、夜はバーテンダーとしてバイトを始める。バーではダグラスにいろんなことを教えてもらい、いつしか二人でバーを出そうと話す仲になっていた。
しかし、ブライアンの女にダグラスが手を出して以来、決別。ブライアンはジャマイカで海岸にバーを開いていた。そこでジョーダンと知り合い、徐々に彼女と仲良くなっていくのだったが…。
[感想]
青年がバーテンダーをしながら夢を追いかける作品。
・ビジネススクールでの宿題
学位をとっていないと就職に不利と思ったブライアン。ビジネススクールに通い始める。その授業の課題で「自分の死亡記事を書く」というものが出される。この課題が興味深い。つまり、自分の将来がどうでありたいか、という絵を描けということなのだと思う。目標を明確に持って、その絵を目指して頑張りなさい、という内容に思えて、印象的だった。アメリカだから?それともビジネススクールだから?こういった教育は大事だと思った。自分も描いてみようかな。
・男の意地
ブライアンがジャマイカでバーテンダーをしている。これは、一度、ダグラスに提案していた内容。3年間ジャマイカで資金を貯めて、ニューヨークで出店しようという内容の一貫と思われることをブライアンがやっていた。
そこでジョーダンと知り合って、親しくしていたにも関わらず、3年ぶりにやってきたダグラスの言葉に乗せられて、金持ち女性を口説き落としにいく。
その言い訳を後日、ジョーダンにしにいくのだけれど、その時の説明が男の意地だという。
親友に唆されて、自分でもお金持ちの女性を落とせるのを見せるのが男の意地?もったいないことをする。ここで変な意地を見せずに、ジョーダンにだけ向いていたら、もっと違った結末があったかもしれないって思う。
しかし、こういうことをする人だからジョーダンも惹かれたのかもしれないと思うと結局、怒るべくして起きた出来事ということなのかな。
・本当の自分を見て欲しくて
ジョーダンがニューヨークに帰ったと知って、ブライアンもジャマイカで落とした金持ちの女性と一緒にニューヨークへ行く。その金持ちの女性とは合わないとわかって、ジョーダンに謝りに行こうとするがなかなか聞いてもらえない。
やっと話ができたと思ったら、実は妊娠していると知らされる。それでまた怯むブライアン。後日、気持ちを整理して覚悟を決めてもう一度会いにいくと、もうそのアパートにはいない。親のところに帰ったという。その親というのがお金持ちという流れ。
ジョーダンが言うには、自分の中身を好きになってもらいたくて、家の話をしなかったという。お金目当てで、彼女に近づいてくる男が多かったのを感じさせる発言。そしてブライアンが彼女のことを本当に好きになってくれて、ジョーダンも彼に惹かれたのだと思う。
お金持ちには、お金持ちなりの悩みがある、と言うことなのだろう。いろんな価値観がある。
個人的には夢を目指して勉強していた時のブライアンの様子が刺激になる作品だった。
鑑賞日:2024年4月20日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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