映画『アルゴ』緊張の救出作戦!
- Dancing Shigeko
- 2024年11月3日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
選挙前に鑑賞。
今回は映画『アルゴ』を紹介します!
[基本情報]
原題:ARGO
監督:ベン・アフレック
脚本:クリス・テリオ
原作:アントニオ・J・メンデス『The Master of Disguise』
ジョシュア・バーマン『The Great Escape』
製作:ベン・アフレック
ジョージ・クルーニー
グラント・ヘスロヴ
製作総指揮:クリス・ブリガム
チェイ・カーター
ティム・ヘディントン
グレアム・キング
デヴィッド・クローワンズ
ニーナ・ウォラースキー
音楽:アレクサンドル・デスプラ
撮影:ロドリゴ・プリエト
編集:ウィリアム・ゴールデンバーグ
製作会社:GKフィルムズ
スモークハウス・ピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース
上映時間:120分
[登場人物]
トニー・メンデス:ベン・アフレック
CIA職員。本作戦を実行した人物。
[内容]
イランのアメリカ大使館がイランの革命防衛隊によって占拠される。アメリカ人外交官52人が人質に取られる。しかし6人は大使館の裏から逃亡し、カナダ大使の自宅に身を匿っていた。
逃亡した6人がいることが発覚したら、命の保障がないということで救出作戦が立てられる。そしてトニーは映画撮影という名目で救出に向かうのはどうか、と提案し、実行に移すのだった。
[感想]
イランからアメリカ人六人を救出する実話に基づく作品。
・そこにいることの恐怖
1980年、大使館で働いているだけで現地の革命防衛隊に捕まる恐怖がある。街中にクレーン車で吊るされている外国人、国旗を焼き払う人たちなどがいて、仕事以外の時間帯にも外に出るのが嫌になりそうな恐怖がある。
印象的だったのは、映画撮影のロケ確認ということでバザーを通る。イラン人がたくさん行き来している中をアメリカ人が七人歩いていく。その緊張感。今にも殴りかかってこられそうな物騒な雰囲気。写真を撮ったら、怒り狂って迫ってくる店主。恐ろしすぎる。
今のイランはどうなのだろうか。当時はあまり外国人にフレンドリーな国ではなかったのだろうと感じた。
・一人のアイデアで全てが
大使館から脱出した外交官が六人いる。その六人を救出するために、多くの人たちがアイデア出しをしている。そこに呼ばれた交渉の有識者であるトニー。彼が思いついたのは映画撮影という名目はどうだろうか、というもの。
誰もがそんな作戦がうまくいくのか?という感じのところを一人で詳細を決めていき、実行に移す。その計画力、行動力はすごい。
・何もしなくても
ところがいざ現地で明日出国という時に、急遽作戦にストップがかかる。トニーも一度はその指示に従って、自分だけ帰国する準備を始める。しかし思いとどまって、アメリカの本部に電話を入れて、責任は自分が取るから作戦を決行するという。
行動しても行動しなくても捕まって殺される可能性があるのだったら、行動した方がいい、というのがトニーの言い分。この発想があったからこそ、彼らはアメリカに帰ることができたのだと思うと、トニーの決断は大きい。
実際にあった話だというのが、その時の緊張感は、映画よりもはるかに大きかったのだろうと思う作品だった。
鑑賞日:2024年11月2日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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