こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は映画『アメイジング・スパイダーマン2』を紹介します!
[基本情報]
原題:THE AMAZING SPIDER-MAN 2
監督:マーク・ウェブ
脚本:アレックス・カーツマン / ロベルト・オーチー / ジェフ・ピンクナー
原案:ジェームズ・ヴァンダービルト
製作:アヴィ・アラッド / マシュー・トルマック
製作総指揮:アレックス・カーツマン / ロベルト・オーチー
制作会社:コロンビア・ピクチャーズ / マーベル・エンターテイメント
配給:ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
上映時間:142分
[登場人物]
ピーター・パーカー/スパイダーマン:アンドリュー・ガーフィールド
高校を卒業して、写真を撮って生計を立てる。普段はスパイダーマンとしてニューヨークの犯罪を阻止している。
グウェン・ステイシー:エマ・ストーン
高校の卒業式のスピーチを任される。ピーターの恋人。
マックス・ディロン/エレクトロ:ジェイミー・フォックス
オズコープ社に勤める日陰者。
ハリー・オズボーン/グリーン・ゴブリン:デイン・デハーン
父の死を受けてオズコープ社を引き継ぐ。
[内容]
ピーターはニューヨークの犯罪を阻止するのに邁進していた。卒業式でもプルトニウムを盗み出した一味の追跡をして、卒業証書受領ギリギリで受け取る。犯人追跡中に、亡くなったグウェンの父ジョージの姿を見て、グウェンとの交際に躊躇する。そしてとうとう別れてしまう。
グウェンとの関係を修復しようと思ったり、やはり無理と考えたりの日々を繰り返す中、巷ではエレクトロが暴れ出す。グウェンとの大事な話の時でもエレクトロ阻止に行ってしまう。
二人の関係がギクシャクしたままの中、さらにグリーン・ゴブリンまでもがスパイダーマンの前に現れるのだった…
[感想]
二度目の鑑賞、の割には初めてみるような新鮮さ。
・運命の結末に向かって
ピーターはジョージの影に囚われて、グウェンとの関係に迷いを感じている。それでも気持ちには抗えず、グウェンと一緒にいたいと感じる。グウェンも同じように思っていたけれど、ピーターの繰り返し口にする迷いからきっぱり別れると宣言。
それでもピーターが会いに来たら話をして聞く。しかし彼女の中では自分の道を進むことも大事と考えてオックスフォードへ行くことにする。
イギリスへ飛び立つために空港へ向かう車に乗っているときに、ピーターが再び自分の気持ちに素直になって想いを伝えにくる。それからしばらく行動を共にしたのが不幸の始まり。エレクトロの暴走は阻止したものの、グリーン・ゴブリンの登場で二人の関係が切り裂かれる。あまりにも苦しく切ない結末。あと一歩、ほんの数メートルの差が全てを変える。
続編があったなら、相当ブラックなスパイダーマンとなっていただろうと思う。最終的になんとか立ち直ってくれたものの、苦しさを感じる作品だった。
・マックスを勘違いさせたもの
内気なマックス。自信がないのか、いつも自分に話しかけている。誕生日祝いも一人寂しくしそうな気配の日に、スパイダーマンに助けられる。その助けた行為をマックスは自分だけを助けてくれたと勘違い。
さらにエレベーターでグウェンと一緒になる。移動中、会話をする二人。グウェンが先に降りる。その時に、またね、マックスと名前を呼ぶ。それでまた喜ぶマックス。その純真さゆえに裏切られたと感じてしまったのだろうと思う。こう言う勘違い系の人物に対してはどう接するのがいいものなのか。
・今回もマンハッタンを駆け抜ける
今回もマンハッタンのビル街を颯爽と駆け抜けていくスパイダーマン。中でも印象的だったのは、移動する時に大きく上までスイングして道路スレスレまで落ちていく。この大きな振り子が印象的。今にも地面にぶつかるのではないかと感じてしまう。通行しているバスなどがあったらぶつかりそうと思いながら、そのスピード感あふれるスイングを見ていた。
・一番印象に残ったのは…
オープニングの卒業式。高校卒業でも、あの学生の帽子をかぶって、スピーチをする。その卒業式の様子が印象的。高校でもこれだけ立派な卒業式をするのだということが印象に残り、かつ自分の卒業式はどうだったろうかと思い返す。高校の卒業式にもなると、グウェンやピーターのように親が様子を見に来ることもなければ、感動らしきものも薄かったように記憶しているだけに、こうした晴れ舞台を見るのはいいものだと感じた。
みんなのために奮闘するスパイダーマン。その彼自身には何が残ったのか。そんな思いが残る作品だった。
鑑賞日:2022年1月9日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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