こんにちは、Dancing Shigekoです!
今日は、小説『悪寒』を紹介します!
[あらすじ]
賢一は山形の支店に異動になって一年が経とうとしていた。一年経ったら、本店に戻すと言う約束を信じて、賢一は支店長の嫌味にも我慢して生活をしていた。その約束をしたのは当時の常務 南田隆司。ところが、会社の同僚 高森と食事していた時に、妻 倫子から意味深なメールが届き、胸騒ぎがした賢一は急ぎ、東京の自宅に帰ることに決める。そして東京へ向かう途中に警察から電話があり、倫子が南田隆司を殺したと知らされるのだった。一体、何が起きたのか、真相を知るために賢一は、自分なりに調べていくのだった。
[感想]
裁判の場面から始まる本作品。その発言をしているのが誰なのか。それが最後に明らかになる。最初から罪を認めている妻 倫子の様子。それまでの妻の様子とは全く異なる何かを隠している雰囲気を感じる賢一。それが何なのかを自分なりに調べていこうとする。しかし全く進展が無いまま、妻の初公判の日を迎えてしまう。てっきりそれが最初の場面と繋がるのかと思いきや、実はそこから怒涛の展開が待ち受けている。二転三転する展開に、早く真相を知りたいと、後半は一気に読み進めたくなる展開でした。
読了日:20年3月28日
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それでは、また明日!
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