こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は小説『女のいない男たち』を紹介します!
[内容]
ドライブ・マイ・カー
家福は運転手を探していた。そこに亡くなった娘と同い年の渡利みゆきがやってくる。いつも静かに運転するみゆきだったがある時、質問を投げかけてくるのだった。
イエスタディ
僕の友人 木樽は浪人の間、自分の彼女と付き合わないかと持ちかけてくる。一度だけ木樽の彼女とデートをした直後、木樽はいなくなるのだった。
独立器官
クリニックを経営する独身の渡会医師、何不自由なく生活をしていた。ところがある時、ひとりの女性に本気になってしまう。そして、彼は姿を消すのだった。
シェエラザード
羽原はほとんど家を出ない男だった。その彼を世話してくれる女性が現れた。セックスをして、話を聞かせてくれる女性。その彼女が高校の頃、空き巣に入っていた話をするのだった。
木野
木野は自分の妻が寝取られている瞬間を目撃し、家を出ていく。遠く離れたところでバーを始める。彼のバーに読書好きで物静かなカミタがやってきて、やがて常連になる。
女のいない男たち
明け方にMが自殺した。自分はMを巡る記憶の旅に出るのだった。
[感想]
久々の村上作品?やっぱり独特の世界観が感じられる。それがなぜなのか?男性と女性の存在を明確に分けて、男性は女性を抱くものである事を前提にしているからだろうか?こう言った落とし所を明確にせずに描く作品というのは、読み終わった後に語り合いたい欲求を刺激する。
読了日:2019年7月24日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments