こんにちは、Dancing Shigekoです!
連休最終日、終わってしまうと寂しいですが、十分に英気を養うことができました!
皆様はいかがでしたか。
今日は、東野圭吾著 加賀恭一郎シリーズ第一弾 小説『卒業―雪月花殺人ゲーム』を紹介します!
[あらすじ]
大学の同期である加賀、若生、沙都子、波香、祥子、華江の六名はいつもピエロの喫茶店で集まって話をしていた。その日も集まる予定だったけれど、祥子は体調が悪いと言って先に帰っていった。
翌日、沙都子が祥子の様子を見に、彼女の部屋へ行くと手を切って死亡していた。なぜ祥子は自殺したのか、警察による捜査も始まるが徐々に殺人の線での捜査になっていく。その状況を聞いた加賀は独自の推理を始める。ところが、悲劇が再び彼らを襲うのだった。
[感想]
卒業間近の大学生六人組。この六人組という設定が青春という感じで始まる。
卒業に向けて論文を進めていると言ういかにも大学生らしい一面と、茶道部での雪月花の会と言うどちらかと言うと個性的な部分が、上手に絡み合う展開。さらに剣道の大会も事件の真相に絡んでくる。主要な登場人物が限られている中で、徐々に真相に近づいていく。そこに待っていた結末の悲しいこと。そこにはもはや、大学生の青春という感じがなくなっていた。
と言う印象が残る作品でした。
読了日:19年6月10日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
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