こんにちは、Dancing Shigekoです!
毎日予想外の出来事があって、飽きが来ないです!
今日は小説『ルーズベルト・ゲーム』を紹介します!
[内容]
青島製作所の野球部監督 村野が辞任する。成績が低迷する野球部を存続させる必要があるのか、経営陣からは疑問が投げかけられる。青島会長の一言で一年の延命が決まる。そして新監督選びが進む。三上部長は無名の大道監督を連れてくる。
部員は新しい監督を快く思っていなかったが、徐々に彼の考え方を理解し、チームとして力を発揮していくのだった。
[感想]
主人公が誰か?それが非常に分かりづらい、それだけ現実社会はいろんな人の細やかな活躍で成り立っていると感じさせる作品。野球部では沖原の存在が中心に見えなくもないけれど、犬彦や猿田、さらにマネージャーに徹している古賀、三上部長とか。大道監督も最初は注目される扱いで登場したけれど、途中からはチームの成果という形でのみ登場している感じだった。
一方、青島製作所の経営という点では、細川、笹井が中心で、そこに青島会長、さらには後半登場する城戸社長と、ジャパ二クスの諸田、ミツワの坂東といろんな人たちがそれぞれの視点で仕事をこなしていく。竹原という株主もいた。結構、登場人物が幅広く、それぞれの役割を果たした感じがする一冊。下町ロケットや半沢シリーズとは違った印象が残る一冊でした。
読了日:19年4月6日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
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