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小説『かばん屋の相続』体験する中小企業の社長業

更新日:1月31日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今日は池井戸潤著 短編小説集『かばん屋の相続』を紹介します!


[あらすじ]

 10年目のクリスマス:クリスマスシーズン、妻の買い物に付き合っていた永島は、10年前に担当していた会社の社長 神室を見かけた。その時の取引がきっかけで神室は倒産するのだった。その彼が今、目の前で羽振りのいい生活をしていて、永島は彼の行動が気になるのだった。

 かばん屋の相続:松田カバンの株を相続したのは、一切仕事を手伝っていなかった亮だった。松田カバンの融資担当をしていた太郎は、本来、家業を手伝っていた均が株を相続しなかったことを支店に戻り報告すると支店長は、何かあると危険を察知するのだった。


[感想]

 六つの短編からなる一冊。あらすじで紹介した2つ以外に、セールストーク、芥のごとく、妻の元カレ、手形の行方が収録。銀行員が話の中心にいて、その取引先との物語。内容によってはハッピーエンド、内容によってはドロドロっとした世界。登場する社長はいつも資金繰りに苦労している印象が強い。実際の社長ってどんな感じなのだろうかと、興味が沸く。こう言った世界観はどのように調査して作り上げるのだろうと、読み終わった後に実際の企業の社長とはどんなものなのかと、自分でも調べてみたいと思う一冊でした。


 読了日:20年3月10日


 皆さんの感想も是非お聞かせください!


 それでは、また明日!


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