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小説『あるキング』史上最強バッターの物語では?

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2020年8月25日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年2月9日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 朝晩少しずつ日が短くなってきたのを感じます。そろそろ読書の秋です。


 今日は、伊坂幸太郎著 野球を題材にした小説『あるキング』を紹介します!


[あらすじ]

 山田亮と彼の妻・桐子は仙醍キングスの熱烈なファン。桐子が破水した時でさえも仙醍キングスの監督 南雲慎平太が指揮を執る最終戦の応援に夢中だった。そしてその日に生まれた赤ちゃん、山田王求(おうく)は3歳の誕生日に野球のバットをプレゼントされ、その日から野球人生が始まる。10歳になる頃には、バッティングセンターですべての球をクリーンヒットするほどの天才バッターに育っていた。彼は他を寄せ付けないバッターとして、成長していくのだった。しかし…。


[感想]

 3歳から野球を始め、両親の指導で毎日野球に励む王求。やがて彼は誰もが寄り付かなくなるほどに圧倒的な強打者に育つ。試合で打席に立ってはすべてホームランにしてしまう、人並外れた才能に周りのものは、喜ぶよりも妬むという展開。彼が仙醍キングスのスラッガーとなって、優勝に導くサクセスストーリーになるのかと思いきや、全く予想だにしない結末を迎える。非現実的な登場人物ではあるものの、そんなすごい選手を見てみたくなるような魅力的な描写と、その結末と、実に読み応えのある作品でした。


 読了日:20年1月23日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!



 
 
 

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